『特捜9』Snow Man・向井康二にだけコメント殺到! ジャニーズドラマ化の是非
ジャニーズ俳優・井ノ原快彦が主演を務める刑事ドラマシリーズ『特捜9』(テレビ朝日系)。4月19日に放送された「season6」の第3話が世帯平均視聴率10.6%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録し、第2話の8.8%から1.8ポイント上昇した。
同作は、警視庁捜査一課特別捜査班の主任・浅輪直樹(井ノ原)が、仲間たちとともに事件を解決する物語。
今回も、羽田美智子、吹越満、田口浩正、山田裕貴、中村梅雀といったおなじみのキャストに加え、前シーズンのみ、なぜかゲスト扱いだった津田寛治や、前シーズンからメンバー入りした元乃木坂46・深川麻衣、Snow Man・向井康二がレギュラー出演している。
※以下、『特捜9』第3話のネタバレを含みます。
第3話では、ドキュメンタリー動画制作会社のディレクター・本条美緒(水崎綾女)が自宅寝室で死亡。現場にあった“破られた不妊治療の同意書”を手掛かりに捜査を進める直樹は、美緒の“妊活仲間”である川崎留美(沢井美優)とその夫・斗真(古澤蓮)、さらに美緒が出入りしていた妊活セミナーに行きあたる……。
2006~17年に放送された故・渡瀬恒彦さん主演『警視庁捜査一課9係』シリーズの続編としてスタートした『特捜9』シリーズだが、「season1」(18年4月期)~「season4」(21年4月期)は全話2ケタを記録。
しかし、「season5」の第5話と第7話が9%台に落ち込み、今シーズンは初回9.4%で初の1ケタ発進に。さらに、第2話で8%台までダウンしたため、ネット上では「もし全話1ケタだったら、シリーズが終了しちゃうかも……」と心配する視聴者も見られた。
なお、番組情報サービス「Yahoo!テレビ」をはじめ、ドラマの感想を書き込めるサイトは、最近、「ジャニーズが目立つようになってから質が低下した」「ジャニーズドラマになってから、つまらなくなった」と嘆く書き込みが目立つ。
一方、番組公式インスタグラムを見ると、羽田ら女性キャストのオフショットには1~5件程度、井ノ原でも数十件程度のコメントしかついていないのに対し、分析官・三ツ矢翔平役の向井の写真に寄せられる「三ツ矢くんスタイルよくて、かっこいい」といった書き込みは数百件に及ぶ。
そんな向井は、劇中の登場シーンはかなり少ないが、同インスタグラムには高頻度で登場。それらの投稿には決まってTVerのリンクが貼られており、見逃し配信への誘導にジャニーズタレントが駆り出されている様子がうかがえる。
加えて、Twitterで「特捜9」と検索すると、ヒットするツイートの多くがジャニーズファンと思しきユーザーのもの。最近の視聴率低下を「ジャニーズドラマ化したせい」と指摘する声も散見されるものの、“ジャニーズ効果”でネット上が盛り上がっているのは事実だろう。
また、現在Twitterでは、「season1」~「season4」に鑑識員・佐久間朗役としてレギュラー出演していたTravis Japan・宮近海斗が、今シーズンに出演するのではないかといううわさも拡散されている。
というのも、「season5」以降、“海外研修中”という設定で出番がなかった宮近だが、ここにきて“井ノ原と撮影していた”という目撃情報がネット上で出回っているのだ。
もし、本当に宮近が『特捜9』に復帰すれば、ジャニーズドラマ化はさらに進み、眉をひそめる視聴者が増えるはず。しかし、番組サイドとしては、年齢層が高めになりがちな刑事ドラマをネット上で盛り上げるため、ジャニーズタレントに頼りたい気持ちがあるのかもしれない。
近年、若い視聴者を示すコア視聴率が重要視されているテレビ業界。『9係』時代からのファンの反感を買わずに、若い視聴者の取り込みに注力する方法を見つけるのは、至難の業といえそうだ。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン