関ジャニ∞・横山裕、“アイドル”と呼ばれることへの「申し訳なさ」と「抵抗」を明かす
関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。4月17日深夜放送回では、前週オンエアされた俳優・上地雄輔とのアドリブドラマ「それぞれの正義」を全員で振り返り、トークを展開した。
俳優業のほか、バラエティ番組『クイズ!ヘキサゴンII』(フジテレビ系、2005~11年)から結成された男性3人組ユニット「羞恥心」や「遊助」名義で歌手活動も行ってきた上地。関ジャニ∞とは、20年以上前からさまざまな場所で共演している。
付き合いが長い関ジャニ∞に上地が用意したアドリブドラマは、正義のヒーロー「全力戦隊ナンジャカンジャー」の楽屋裏を舞台とする物語。上地がリーダーのイエロー、レッドを村上信五、グリーンを大倉忠義、モスグリーンを横山裕が担当し、4人は下ネタ満載の会話劇を繰り広げ、ピンクをめぐる複雑な恋愛模様が明らかに。
またラストでは、正義を追求しすぎたナンジャカンジャーは、いつの間にか悪の集団となり、敵だった「あとごじ団」が真のヒーローになるというまさかの結末を迎えたのだった。
上地はドラマ撮影を振り返り、「俺は全部やりたいことできたから。めちゃくちゃ3人面白かったから、それでお腹いっぱい」と満足げにコメント。しかし、横山裕は「ただ俺ら3人は、上地くんほど手応え感じてない」と正直な感想を漏らした。
そんな中、俳優と歌手の2つの顔を持つ上地は、2つの仕事の相互作用について丸山隆平から問われ、「逆にどう?」「それこそ、いろんな顔持ってるじゃない? 野球でいうと、いろんな打順で打てるグループ」と、関ジャニ∞メンバーに逆質問。
これに村上は、「ジャニーズ(として活動を)始める前は、地元やったらみんなエース4番だったと思うのね。『かっこよくてモテる』っていうエースポジションやったと思う」と主張。しかし、地元の4番エース級がジャニーズ事務所に集合した時に、「『俺、このエースで4番のやつに勝たれへんやろな』とかでみんながそれぞれポジション、打順を増やしたのが、関ジャニ∞なのかなっていう気がした」とコメント。
すると丸山は、「グループってなると、個人とまた違うもんね、役割分担が」「個人で外(部仕事)にいったときのほうが、(自分の)ポジションがわからなくなる」「番宣にいったときとか、そういうときのポジションを一時期戸惑ったりした」と吐露。
村上はあらためて「我々グループの強みは、5人で立っていたら、どこで何が起きても、誰かが絶対なんとかしてくれるっていうのはあるかな」と、メンバーへの強い信頼感を語ったのだった。
その後、上地が「25年役者やってるけど、“役者”って言いにくいし、“タレント”っていってもそこまでいうほどやってないし、“歌手”っていっても『僕なんて』みたいな感じだし……」と、さまざまな肩書があるものの、「何者でもないからこそ楽しめることってすごいあるわけ」と持論を展開。
この話に横山は、「そのへんは似てるかも、感覚が。俺らもそんな感じ」と共感。音楽活動と俳優業などを並行して行っている中、“アイドル”という肩書で呼ばれるものの、「ちょっと申し訳なさもあるのよ。(世間から)『お前らアイドルか?』って思われてるなとも思うし」「ちょっと抵抗というか、照れ臭さみたいなのがある。本流でやってきてない感はあるしさ」と、葛藤を明かしたのだった。
この放送に、ネット上では、「ジャニーズ入る前は皆、地元でエースで4番。その自覚があることがカッコいい」「グループとして個人としての自身の立ち位置、悩み、思ってもみなかった深いとこまで聞うれしかった」「20年以上アイドルとしてやってきてるのに、いまだに照れ臭さがあるとは……」「関ジャニ∞は最高のアイドルだよ!」などのコメントが寄せられていた。
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