Aぇ! group・草間リチャード敬太、ブチギレ!? 『鉄腕DASH』では見せない一面
ジャニーズ事務所が動画配信サイト・YouTubeに開設した「ジャニーズJr.チャンネル」。現在、Aぇ! group(火曜)、少年忍者(水曜)、Lil かんさい(木曜)、7 MEN 侍(金曜)、美 少年(土曜)、HiHi Jets(日曜)がオリジナル動画を投稿中だが、その出来ばえは実にさまざま。そこで、「しょせんジャニオタ向け」と切り捨てるにはもったいない動画と、「ジャニオタでもしんどい」動画をジャニーズウォッチャー・中村チズ子が解説&ツッコミ! 今回は、4月6~12日公開の動画を注目度順にチェックします!
Lil かんさい・大西風雅、お化け屋敷で「ホンマにしんどい」
6日配信の動画は「Lil かんさい【お化け屋敷タイムアタック】俺たちなら勝てるぜぇ~」(再生回数は18日時点で23万台)。今回は、東京・お台場のデックス東京ビーチ内にある「台場怪奇学校」で、お化け屋敷タイムアタックにチャレンジした。
同施設は廃墟となった学校を舞台としたお化け屋敷で、過去にSnow ManやAぇ! groupもYouTubeの撮影で訪れている。動画の概要欄には「Snow ManさんやAぇさんが挑戦してかなりビビってたと聞きました。正直、勝てる気しかしてないです。すんません。今んとこです。これがいざ、入り口に立つと…」(原文ママ)と記載があり、タイトルの「俺たちなら勝てるぜぇ~」という一文からも、Lil かんさい5人の強気な姿勢を感じ取れるが……。
実際は、オープニングの時点で大西風雅と西村拓哉のテンションが異様に低く、お化け屋敷が苦手なのか、挑戦前から愚痴を連発。當間琉巧、岡崎彪太郎が1人ずつ施設内に入り、次に順番が回ってきた大西は、今にも泣きそうな表情に(心なしか、顔も青白いような……)。メンバーですら初めて見る顔だったのか、嶋崎斗亜は「今までの風雅の目で一番可愛い」と衝撃を受けていた。
入口前まで進むも、「時間取ってるのわかってるんですけど。ちょっと座らせて……貧血やわ、今」と、その場にしゃがみこむ大西。「俺、ジャニーズなんすよ……」と自分を奮い立たせていたものの、「ホンマにしんどいっす」とその場を離れ、土下座をしながらリタイアを宣言。
お詫びとして全員に昼食を奢り、最後の食事シーンでは元気を取り戻したように見えた大西は、「思い出すだけでつらい」とも漏らしていたため、今回のロケがトラウマになりつつある様子。個人的にはメンバーやスタッフが無理強いをせず、茶化しもしなかった点に好感を抱いた(今後の動画でもスタッフがイジり続けないことを願いたい)。
また、シュンとしている大西をケアしたほか、お化けに「あそぼ」と声をかけられ、「俺の名前呼んでくれたらええよ」と答えた岡崎に“胸キュン”した回でもあった。西村に順番が回ってきた際は、怖がる彼に「あったかいほうが安心感がある」とマフラーを貸してあげたりと、彼の言動に優しい人柄が表れていたと感じる。
ネット上のファンからは「風雅、貧血になりかけても『ジャニーズなんすよ』って粘ろうとしててカッコよかった」「リタイアを選んだのも偉い!」「メンバーも強制していないのが本当に良い環境だね」「Lil かんさいの優しい雰囲気が大好き」と感激の声が上がっていた。
7 MEN 侍・佐々木大光、「嶺亜にはデビューしてほしい」と本音告白
7日の動画は「7 MEN 侍【ガチで今年が勝負】覚悟はできてます!!!!!!」(再生回数は14日時点で13万台)。東京・八王子でロケを行った「焚き火を囲んでエモトーク」の後編で、今回はメンバーが菅田琳寧への思いを述べるところからスタート。「ストイックすぎて逆に心配になる」(佐々木大光)「あんまり面白くなくなってきた」(本高克樹)など、前回に続いて各々の本音が飛び出した。
中でも印象的なのは、佐々木が中村嶺亜について語った場面。まずは「『すまないなぁ』とは……」と切り出し、「たぶん世代的にいったら、もうデビューしててもおかしくない世代であって」と思い返した。現在26歳の中村は、King&Princeメンバーとほぼ同世代。Jr.時代の彼らとパフォーマンスを披露していた時期もある。
それだけに、佐々木は「自分たちの力不足っていうのがあるから……嶺亜のデビューも遅れているな、とは……。早く嶺亜にはデビューしてほしいなって」と胸中を激白。他人行儀な言い回しだったため、すかさず中村は「一緒に(デビュー)しようよ」と付け加えた。
佐々木は「一緒にはするけど」と言いつつ、「デビューしてもいい人材だと思ってるから、嶺亜は」「もうちょっと嶺亜のこともうまく見せられる方法があるんじゃないかなって思う」と自身の考えを打ち明けた。
さらに、菅田は「バナさん(矢花黎)が稽古に遅れちゃった時あったじゃないですか。あの時も、(中村が)しっかり怒ったじゃん。見たことないくらい怒って。グループの顔として、スゴい責任感が出始めたのかなと思って」「安心してついていける」と、中村に絶対的な信頼を寄せている様子。
そして佐々木は、「7 MEN 侍の皆さん。2023年、勝負の年だと思ってます。ここから下剋上起こしましょう」とメンバーを鼓舞。6人全員が故・ジャニー喜多川前社長につけてもらった「7 MEN 侍」というグループ名を誇りに思っているようで、菅田も「ジャニーさんの思いっていうのは、このメンバーが飛躍し続けることだと思う」と熱く語っていた。本気でデビューを目指している彼らにとって、思いの丈をぶつけ合えたことは、良い機会だったのかもしれない。