コラム
“噂の女”神林広恵の女性週刊誌ぶった斬り!【第645回】

北野武、再婚妻と東京を離れて“過去の人”! たけし軍団から決別宣言されたワケ

2023/04/11 21:00
神林広恵(ライター)

「実は新居はAさんの地元に近いです。Aさんは『住み慣れた土地で暮らしたい』と常々たけしさんに話していたそうですから、望みをかなえてあげたのでしょう」

 東京下町で生まれ育ったたけしだが、妻の要望を飲み、“住み慣れた土地”を離れて移住したということだ。しかし、ここまでくれば、もう周囲も諦めるのではないか。奇しくも今週の「週刊女性」には元(?)たけし軍団のラッシャー板前のインタビュー記事が掲載されている。そこでラッシャーは、たけしについてこう語っているのだ。

「僕らももういい歳ですから、いいかげん、師匠に頼るのもおかしな話ですよね。最近は師匠とお会いする機会もほとんどなくなりましたけど、師匠には本当にたくさんのことを教えていただきました。これからはみんなで頑張っていきます、という気持ちです」

 記事では“巣立ち”などと表現されているが、たけしに対する完全な決別宣言ではないか。さらに軍団にとってたけしは“過去の人”と言っているようにもとれる。ラッシャーたちにしたら、そうだろね。そもそも、このインタビューはたけし軍団結成40周年を迎えた今年3月、その記念プロジェクトとして上演した舞台『ウスバカゲロウな男たち』を主な話題にしたものなのだが、ラッシャーは触れてはいないものの、この舞台、当のたけしの来館どころかコメントも一切なしだったのだ。

 さらにさらに、今月から1980年代に大人気だったバラエティー番組『風雲!たけし城』の復活版がAmazon Original番組で配信予定だが、ここにたけし軍団は誰一人としてキャステイングされていないという。

 メディアにも弟子にも信頼や影響力を失いつつあるたけし。ファンにとっても悲しい晩節だ。

坂本龍一の女性関係に関する山下達郎の超弩級エピソード

 先週、亡くなった坂本龍一の社会問題に対する深い造詣について「女性自身」記事を取り上げたが、今週の「女性セブン」と「週刊女性」は坂本の女性関係をクローズアップしている。とはいえ、坂本の奔放な女性関係は秘密なものでもなく、これまでもよく知られた話だ。「セブン」でも2度の結婚と最期を看取ったパートナーの存在、それら3人の女性との間にもうけた4人の子どもの存在を軸に、追悼特集を掲載している。だが、そのトーンはパートナーの存在を別居中の妻・矢野顕子も認めていたなどと“不倫”ではなく、あくまで“艶福家”といったもの。

 だが、一方の「週刊女性」は「とにかく女好き」といった表現など、かなりあからさま。そして匿名のレコード会社関係者による、超弩級のエピソードを開陳している。少し長いが引用したい。

「’10年代に坂本さんのツアーがあり、リハーサルにスタッフの女性も同行していました。でも、なにがあったのか、その女性は来るなり“遊ばれたー!”とわんわん泣き出したんです。たまたまスタジオが一緒だった山下達郎さんが“この人と付き合ったら遊ばれる可能性があるのはわかっていたはずだから、文句を言っても仕方ないでしょう”と諭したと聞いています」

 すごいな、坂本ではなく山下達郎が。いいのか、こんな諭し文句。よくないよね。

WBC優勝の立役者・村上宗隆選手の熱愛スクープ

 WBCの日本優勝で、大谷翔平選手の女性関係が盛んに取りざたされている中、もう一人の立役者・村上宗隆選手の熱愛デートを「女性自身」がスクープした。お相手はプロゴルファーの原英莉花選手。2人は昨年10月上旬、港区の個室カラオケバーでデートをするなど交際をスタートさせているという。アスリートどうしのビッグカップルの誕生、微笑ましい。

神林広恵(ライター)

伝説のスキャンダル雑誌「噂の真相」(噂の真相)の元デスク。著書に『噂の女』(幻冬舎)、共著に"『日本を脅かす! 原発の深い闇』『木嶋佳苗 法廷証言』(共に宝島SUGOI文庫)などがある。

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最終更新:2023/04/11 21:00
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