里田まいの「何の変哲もない」バッグ、なぜバカ売れ? 芸能人ブランドビジネス“成功のカギ”
プロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手の妻であるタレント・里田まいが、4月4日、自身のブランド「THE MINE COLLECTION」を立ち上げたことを報告。ネット上では「なんで今さら?」と疑問の声が飛び交っている。
里田はこの日、自身のインスタグラムで同ブランドの立ち上げまでに「構想から今日までかれこれ、約4年」(原文ママ、以下同)かかったと説明。結婚や育児を経験し、「自分が手に取るものはいつも育児がしやすいか?便利かどうか?」を重視するようになったことから、「いっそ自分が長く飽きずに使えるものを、自分で作りたいな」と考え、ブランド設立に至ったのだという。
加えて、里田は「今後はジャンル問わず、誰かの『気づいたらいつも一緒にいる、便利な1点になれるモノづくり』」を目指すともつづっており、これからも新商品を発表していくつもりのようだ。
なお、公式サイトで発売されているトートバッグと万能クラッチポーチは、それぞれ8,800円と3,800円で、良心的な値段ともいえるが……。
「ファッションアイコンというイメージでもない里田がブランドを立ち上げたことを意外に感じた人は多いようで、ネット上では『なんで今さら? マーくんの稼ぎだけで十分じゃん』『こういうことやらないのが里田まいの良さだったのに……』といった困惑の声のほか、トートバッグの機能やデザインに関しても『何の変哲もなくて、びっくり』という冷ややかな反応が続出しました」(芸能ライター)
しかし、そんな声とは裏腹に、里田は5日に「トートバッググレー完売しました」と一部商品の完売を報告。販売数は不明であるが、“マーくん人気”も相まって、里田にあこがれるファンは想像以上に多いのかもしれない。
なお、彼女のほかにもバッグをプロデュースしているママタレは多く、例えば2児の母である元AKB48・川崎希は、マザーズリュックを販売。「おしり拭き収納付き」「ベビーカーにかけられる」といった多機能をウリにした商品で、ママ層から支持されている。
「川崎はこのリュックのほか、ママ向けの多機能トートバッグやウォレットバッグなどもプロデュースしており、購入者からは『マジで買って良かった』『本当に使いやすい』など、好意的な声が目立ちます」(同)
また、多機能バッグといえば、“テレビショッピングの女王”といわれるアンミカが手掛けた3WAYで使えるバッグが大ヒットしたことも記憶に新しい。
「これらと比べると、里田が手掛けるバッグはこれといった機能もなく、特徴といえば1万円以上買うと付いてくる里田の愛犬をモチーフにしたチャームくらい。彼女の圧倒的な好感度をもってすれば、『おしり拭き収納』などといった小細工は不要ということなのかもしれません」(同)
4日には、インスタライブで商品をアピールするなど、ブランドへの本気度がうかがえる里田。やはりこうしたブランドビジネスは、手掛ける芸能人のパブリックイメージが成功のカギといえそうだ。