山口達也と清原和博は立ち直れる! 覚醒剤で12年服役した元女囚が断言するワケ
覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける瑠壬(るみ)さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。
清原和博さんの次男が選抜で活躍!
『WBC』もめっちゃ盛り上がりましたが、瑠壬的にはセンバツが最高でしたね。特に、清原和博さんの次男で慶應義塾高校2年(当時)の勝児(かつじ)さんが初打席で初ヒットを打ったのはマジ感動しました。去年の甲子園で優勝した強豪・仙台育英を相手に大活躍でしたね。
息子さんもですが、清原(和博)パパが喜んでる姿には涙が出ました。ホンマによかったです。
家族の誰かがパクられ(逮捕され)たら、一家離散も珍しくないです。清原さんは離婚はされましたが、家族の仲はいいそうで、長男の正吾さんも慶應大学で頑張ってますよね。これはすごいことです。
息子さんたちの活躍で、清原さんももっともっと頑張れますね。楽しみです。
依存症は「死ぬまで治らない」
何回か書いてますが、クスリ(違法薬物)やアルコール、ニコチンなどに依存してしまうと、一生治らないといわれています。瑠壬もまだ「依存症」で、「今はやめられている状態」なだけなんです。そもそも自分でまいた種なんですが、この体験とつらさを発信していくのも瑠壬の務めと思っています。
一緒にしたら失礼なんですが、元TOKIOの山口達也さんも公式サイトでアルコール依存症であることをカミングアウトされましたね。
お医者さんから「完治しない」と言われたそうで、今後はアルコール依存症の人や周囲の人のサポートのための講演活動などをされるとのこと。すでに「飲酒運転防止インストラクター」や「依存症予防教育アドバイザー」の資格を取られているというので、これからが楽しみですね。
山口さんがラッキーなのは、ジャニーズ時代の仲間や離婚した奥様が温かく支えていることですね。うらやましいくらいです。
山口さんは孤立してへんし、もともと頭がええと思いますから、時間はかかっても立ち直れると思います。
瑠壬も時間がかかってしまいましたが、100歳まで生きれば、ムショにいた12年間なんか10分の1とちょっとですからね。
清原さんも、今でも薬物依存症と戦うつらさを抱えてるのを隠さないし、支えてくれる周囲の人への感謝も忘れませんね。Twitterやニュースを見ていると、「正直でかっこええなあ」と思います。ずっと応援しまっせえ!
道端ジェシカさんは執行猶予?
『WBC』のせいか、モデルの道端ジェシカさんの逮捕はあんまり話題になりませんでしたね。ニュースによると、合成麻薬のMDMAが入った海外からの荷物を都内のホテルで受け取ったそうです。
ブツ(密売品)を受け取るところまで見張ってからの逮捕で、いわゆる「泳がせ捜査」でした。一緒にパクられた外国人男性はもう認めてるかもしれへんそうですが、ジェシカさんは否認らしいです。
知り合いの元刑事さんは、「泳がせ捜査はかなり慎重にやる」と言うてました。特に有名人やと「間違うてました」てわけにいかへんですしね。否認は想定内でしょうから、別の事件の証拠を持ってるかもしれませんが、最悪、一緒にいてた男性のほうだけ起訴すればええんですよね。ジェシカさんは前科もないようですから、もし起訴→有罪でも執行猶予はつきますね。
それはそうと、ジェシカさんは姉のカレンさん、妹のアンジェリカさんとの「美人三姉妹」として有名で、パリコレにも出てるのに、沢尻エリカさんとか伊勢谷友介さんほど盛り上がらないのはなんででしょうか?
編集者さんは、「誰も『三姉妹』の区別がついてないのでは?」と言うてますが、まあ瑠壬もそうです。こうゆう美人さんで、仕事も成功してる人がパクられると、うれしいと思う人たちがいてますよね。瑠壬はそうゆうのは嫌いなんですが、今回はそうゆう人たちも騒がないようです。
「他人様の不幸」を喜ぶよりも、クスリやアルコール依存がどんだけアカンか、みたいな話にもってきたいものです。特に子どもがマネせえへんように、繰り返し伝えてくのがオトナと瑠壬のような「経験者」の務めです。