水卜麻美アナへの「腕短い」発言で、中村倫也に批判集中――「本人も嫌がってた」日テレ公認の体形イジリとは?
3月25日に俳優・中村倫也と日本テレビの水卜麻美アナウンサーが結婚を発表し、世間では祝福ムードが続いている。27日には水卜アナが総合司会を務める日テレ系情報バラエティ『ZIP!』で“夫婦共演”が実現し、その仲睦まじい様子はネット上でも概ね好評だったが、一部からは中村による“水卜アナの体形イジリ”を問題視する声も。一方、局内でも「かつては局を上げて、彼女の体形をネタにしていた時期がある」(局関係者)そうだ。
5月に主演映画『宇宙人のあいつ』の公開を控えるなど、人気俳優として活躍する中村と、「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン)や「理想の上司ランキング」(明治安田生命保険)で何度も1位に輝いてきた水卜アナが、このたび晴れて結婚。好感度の高い者同士のおめでたいニュースとあって、世間はもちろん業界内も明るい雰囲気に包まれた。
「発表から2日後の『ZIP!』でも、水卜アナ自身が結婚を生報告。また、番組終盤に中村がサプライズ登場したことで、番組の視聴者も大きく盛り上がりました。なお、この生放送中に“水卜アナの好きなところ”を聞かれた中村は、彼女に両腕を広げるよう促し『この絶妙に短い腕』と回答。イジられた水卜アナが『なんだよそれ! もっとイイこと言いなさいよ! 初めて(の夫婦)ケンカだよ!』と“反撃”し、笑いに変えていました」(芸能ライター)
さらに、28日深夜放送の同局バラエティ『午前0時の森』も、番組MCの水卜アナの結婚を祝福し、こちらでは同じくMCのオードリー・若林正恭が、中村からの手紙をサプライズで代読。中村はこの手紙の中でも「理想の上司は、家では主にアザラシのように床で寝ております」と、妻をイジっていたが……。
「一部ネット上では『旦那からこういうイジられ方したくない』『公の場で、体形をイジって笑いものにする感覚はあり得ない』『中村の言動はモラハラっぽい』などと物議を醸しています。ネットユーザーの中には、『中村さんと水卜ちゃんが築いてきた関係性の中で、お互いが笑えるならいいのでは?』『夫婦のほっこりネタ』『好きなところを言ったまで』と、中村を擁護する意見もありますが、“公の場で容姿イジリは問題”と捉える声は少なくないようです」(同)
もともと水卜アナ本人は“大食いキャラ”によって人気に火が付いたところがある。出演したバラエティ番組内で「ぽっちゃり」などと、体形をイジられることも多々あった。
「しかし、世界的に『ボディシェイミング(人の見た目をバカにしたり、批判したり、意見を言ったりすること)』はよくないという風潮が高まっていることから、最近では、番組内でも水卜アナの体形をネタにして笑いをとることは減少傾向に。それで余計に、中村の発言は反感を買ってしまったのかもしれません」(同)
ただ、かつて日テレは、水卜アナの体形イジリを局公認で推し進めていたようだ。
「例えば、2017年頃、局内のエレベーターには、総務局の掲示物として、水卜アナの写真付きで“ダイエットも兼ねて階段を使おう”と促すシールが貼られていたことも。局内では『今思うとあの掲示物はマズいですし、水卜アナは当時から嫌がっていたみたい』という声が上がっています」(局関係者)
今回、中村による一連の発言も批判を招いてしまったことを踏まえ、今後は水卜アナの体形イジリが完全になくなることを祈りたい。