【薬剤師監修】42℃以上の熱いお風呂はNG! 乾燥を防ぐ入浴方法3つのポイント
・人参養栄湯(にんじんようえいとう)
痩せていて、血色の悪い方に向いています。滋養強壮や血行促進の働きがある生薬を配合。「気(エネルギー)」と「血(栄養)」を補うことで消化器機能を高めて、冷えを改善し皮膚に潤いを与えてくれます。
・四物湯(しもつとう)
体力が低下していて、冷え性、肌がカサカサしている方に向いています。「血(栄養)」を補うことで血流を改善し、乾燥肌のトラブルや冷え性に効果的。
・当帰飲子(とうきいんし)
体力があまりなく、冷え性の方に向いています。「血(栄養)」を補う四物湯に、肌のかゆみや「気」を補う生薬も配合。乾燥肌のほか、湿疹、皮膚炎、かゆみなどにも使われます。
美しい肌や髪を維持するためには、気・血・水がバランスよく巡ることが大切です。寒さや北風で体が冷えると、皮膚呼吸や代謝も低下して、肌トラブルが起こりやすくなります。
漢方薬は、ご自分の状態や体質にうまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることも。しかし、たくさんの漢方薬から、ご自分にあった漢方薬を見つけるのは大変ですよね。
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4. 入浴上手で肌も気持ちも改善
適度な入浴で体が芯から温まると、血液の巡りがよくなったり、睡眠が改善されたりします。十分な睡眠を取ることは肌ダメージの回復など、美肌にもよい効果があります。入浴は疲労回復やリラックスにもつながるため、毎日の入浴タイムを上手に活用して心も体もきれいになりましょう。
薬剤師・相田 彩(あいだ あや)
昭和薬科大学薬学科卒業。総合リハビリテーション病院・精神科専門病院・調剤薬局の現場で漢方薬が使用される症例を多く経験。医薬品での治療だけではなく、体質や症状に適した漢方薬を活用し根本改善を目指すことの重要性を実感する。現在は、症状・体質に合ったパーソナルな漢方をスマホ一つで相談、症状緩和と根本改善を目指すオンラインAI漢方「あんしん漢方」でサポートを行っている。