手越祐也、「テレビを助けたい」発言に批判! それでも『イッテQ』に戻したほうがいいワケ
かつてレギュラー出演していたバラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)に対する“上から目線”の物言いが、現在ネット上で物議を醸している手越祐也。さまざまな意見が飛び交う中、「なんだかんだいって、『イッテQ』に手越は必要」とレギュラー復帰を望む声も少なくないようだ。
手越はNEWSのメンバーだった2007年2月から『イッテQ』にレギュラー出演。明るいキャラクターと、過酷なロケにも“NGなし”で挑む姿が視聴者に大ウケし、たちまち人気者に。
しかし、20年5月発売の週刊誌に、コロナ禍の緊急事態宣言発令中に女性を集めた飲み会を開催していたことなどが報じられ、芸能活動自粛を発表。『イッテQ』も出演見合わせとなり、ほどなくして手越がジャニーズ事務所から契約解除されたため、そのまま降板となった。
独立後は、ローカル番組などに出演する機会はあるものの、民放キー局の番組には出演していない手越。今月15日付のニュースサイト「マイナビニュース」のインタビューでは、自身の地上波復帰について言及した。
その中で、手越は若者のテレビ離れを危惧した上で、「テレビ業界にたくさんお世話になってきたので、テレビに戻りたいというのではなく、助けたいという思いがあります」「僕がお世話になってきたテレビ業界が今つらい思いをしているのであれば助けたい」と発言している。
さらに、『イッテQ』についても「僕がいたほうが『楽しい』『見たい』と言ってくれる視聴者がいるなら、僕は別の活動で十分マネタイズできているのでギャラ0円で出ます。番組に対して恩返ししたい」と発言。
加えて、『イッテQ』で共演していた宮川大輔への思いを語る場面でも、「大輔さんと次にもし一緒に番組をやるときは『イッテQ』と決めている」と語っているのだ。
「助けたい」を連呼した手越だが、上から目線とも思える発言だけに、ネット上では「俺様発言、最高!」と好意的に受け取るファンがいる一方、「干されたのに、この人は何を言ってるの?」「いや、間に合ってますけど……」と批判の声も多い。
ただ、「手越くんがいた時の『イッテQ』は面白かった」「手越くんが降板してからの『イッテQ』は、明らかにパワーダウンしてる」という声が少なくないのも事実。おそらく手越自身もこれまで、同様の声を再三受け取ってきたのだろう。
なお、手越が出演していた頃と降板以後の『イッテQ』の視聴率を比べると、明らかに下降していることがわかる。手越が活躍していた19~20年前半は世帯平均視聴率17~18%台の高視聴率をマークすることも普通だったが、手越の降板後は徐々に視聴率が落ち始め、20年後半には1ケタに落ち込むこともあった。
最近では10%台程度を記録する回が目立ち、3年前の盛り上がりと比べると寂しい印象。これが、手越が降板した影響なのか、それともコロナ禍で海外ロケが減ってしまった影響か、はたまた18年11月に名物企画「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」のヤラセが発覚し、視聴者の興味がジワジワと薄れてしまったのか……最たる原因は不明だが、数字の変動だけ見ると、手越をレギュラーに戻したほうがいいようにも見える。
とはいえ、テレビ各局の“ジャニーズ忖度”の現状を思うと、『イッテQ』復帰はなかなか厳しそうな手越。最近はファンクラブの会員が減少し、本人が「焦っている」との一部報道もあるが、手越がテレビ業界を“助ける”日は来るのだろうか。
サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン