サイゾーウーマン芸能お笑い芸人ビスケットブラザーズ、早くも消える? 芸能 優勝しても売れるとは限らない 『キングオブコント』優勝・ビスケットブラザーズが、早くも消えそうな理由 2023/03/15 19:00 村上春虎(ライター) テレビ芸能ウラ情報 写真ACより 昨年10月に開催された『キングオブコント2022』(TBS系)決勝の優勝者・ビスケットブラザーズの存在感が意外と薄い。応募総数3018組の頂点に立ち、ブレークは約束されているはずだったものの、思ったほど露出が少ないのだ。 「『アッコにおまかせ!』(同)や『行列のできる相談所』(日本テレビ系)など人気番組に出てはいますが、引っ張りだこというわけではない。基本的に呼ばれるのは『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジテレビ系)や『ENGEIグランドスラム』(同)といったネタ番組が多いです」(芸能ライター) 一体なぜなのだろうか。それには、彼らのビジュアルが影響しているという。 「立ち位置の左にいるツッコミが、金髪が特徴的な『きん』、そして右にいるボケが眼鏡をかけている『原田泰雅』ですが、2人ともぽっちゃり体形で、顔立ちまで似ているので、どちらがどちらか見分けがつかない。また、平場のトークでのお互いの役割が明確に見えにくいため、テレビ的にどのような使い方がいいのかわからないのが正直なところです」(テレビ業界関係者) さらに、彼らにはわかりやすいアピールポイントがないよう。 「『キングオブコント』の歴代優勝者でいえば、空気階段の鈴木もぐらは“借金まみれのクズ芸人”というキャラが立っており、またバイきんぐ・小峠英二は『なんて日だ!』というキラーフレーズと共に繰り出される鋭いツッコミが重宝されました。ビスブラの場合は、それぞれのキャラクターが見えてこず、ネタから抽出できるような決めのセリフもないため、バラエティで扱いにくいのです」(同) 多くの人気者を輩出してきた『キングオブコント』だが、一方で目立った活躍がないコンビも何組か存在しており、ビスブラも彼らに続いてしまう可能性があるという。 「13年の第6回大会優勝者・かもめんたる、16年の第9回大会を制したライスは、ブレークの糸口がつかめないまま停滞していった2組。ただし、かもめんたる・槙尾ユウスケは女装メイクで話題となり、岩崎う大も脚本家として大成。一方のライスは、関町知弘がバラエティへの出演が増えていますが、どちらもコンビでの完全ブレークとまではいかなかった。ビスブラも何かしらほかとは違う武器を持たないと、テレビから消える可能性があります」(同) 芸人は「2度ブレイクしなければならない」とはよく言うが、ビスブラの場合も先の2組のコンビ同様、『キングオブコント』優勝が最大のピークとなって消えてしまうのだろうか。 アンタッチャブル、コンビMC番組を任されなかった理由――テレビ関係者が語る「初ゴールデン冠レギュラー」の行方 1994年結成の山崎弘也、柴田英嗣からなるお笑いコンビ・アンタッチャブルが、苦節30年でようやく栄冠をつかんだ。4月11日から『ひらけ!パンドラの箱 アンタッチャ...サイゾーウーマン2023.03.15 村上春虎(ライター) 1976年生まれ。バラエティ番組や情報番組などテレビ番組の制作に携わる傍ら、現場で見聞きした情報やリサーチしたネタをネット記事で放出する。 最終更新:2023/03/15 19:00 「2度ブレイクしなければならない」って深い 関連記事 『Get Ready!』全話平均2ケタ割れも――視聴者を引きつけた“鈴木亮平の使い方”アンタッチャブル、コンビMC番組を任されなかった理由――テレビ関係者が語る「初ゴールデン冠レギュラー」の行方江頭2:50が人気芸人たるゆえん――選挙出馬のうわさに対する“清々しい回答”とは?『クレイジージャーニー』“主役”ではないのに、注目浴びた意外な人物とは? バナナマン・設楽も驚き『科捜研の女』視聴率過去最低&TVerは『相棒』の半分以下も……8月に新作か 次の記事 なにわ・高橋恭平の発言で「放送事故」? >