『クレイジージャーニー』“主役”ではないのに、注目浴びた意外な人物とは? バナナマン・設楽も驚き
3月6日に放送された『クレイジージャーニー』(TBS系)の番組中で、“意外な人物”に視聴者からの注目が集まった。
この日は、高層ビルなどの高い建造物の階段を上る速さを競うステアクライミングという競技の第一人者で、“世界一の階段王を目指す男”こと渡辺良治氏が出演。過去にスカイツリーの階段を連続5回踏破する形で、 “最も速い1マイル階段垂直登り”のギネス世界記録に挑戦し、世界記録を30分以上更新した時の映像や、昨年行われたステアクライミングのジャパンシリーズに挑戦する姿などがオンエアされた。
「東京スカイツリー、あべのハルカス、中部電力MIRAI TOWERの3カ所で行われたジャパンシリーズのレースで、渡辺氏は完全優勝を果たしていました。中でも番組内で大きく扱ったのは、あべのハルカス(1~60階の非常階段1610段)でのレース。2位に40秒以上の大差をつけ渡辺氏が優勝していましたが、このレースの中に、ボーカロイドのキャラクターである『初音ミク』のコスプレをした選手が参加していたんです」(芸能ライター)
一見“ネタ枠”に見えるこの選手だが、レースの途中までは常に上位に位置しており、15階あたりで3位にまで浮上し、しばらくキープ。この健闘する姿に、番組MCのお笑いコンビ・バナナマンの設楽統が「初音ミク、速いっすね」と驚くシーンもあった。
「設楽と同じく、ネット上の視聴者たちも、今回の“主役”ではないこの選手が気になったようで、『初音ミクが意外と速い(笑)』『初音ミクの人が気になりすぎる』『渡辺さんには悪いけど、初音ミクを見てしまう』『コスプレ、レースの邪魔にならないのかな?』などの声が噴出。大いに注目を集めたようです」(同)
ステアクライミングや、高所山岳を走り抜けるスカイランニングなどの競技団体である日本スカイランニング協会(JSA)のサイトによれば、“初音ミク”は遠藤直弥選手のよう。昨年11月にアラブ首長国連邦のドバイで開催されたステアクライミングの世界選手権で、渡辺氏らと共に日本代表選手のメンバー入りするほどの実力者のようだ。
「なお、同サイトに掲載されている遠藤選手プロフィールの『夢・目標』という欄には『コスプレ(初音ミクのコスプレ)で、活躍できる選手になる事』とあり、確固たる信念のもとにコスプレを行っているようです」(同)
コスプレでさまざまな競技大会に参加するという“クレイジー”な遠藤選手の姿に、目を奪われてしまった視聴者も多かったよう。スタジオに登場し、松本人志はじめMC陣を沸かせた渡辺選手ともども、今後の活躍に期待したい。