『ワイドナショー』松本人志の卒業で視聴率はどうなる? 本人は楽観視も「人気には影響」
フジテレビ系日曜午前の情報バラエティ番組『ワイドナショー』。同番組でコメンテーターを務めるお笑いコンビ・ダウンタウンの松本人志が“卒業”することが発表され、視聴者から落胆の声が噴出している。
3月6日に行われたフジテレビの4月期改編に関する記者会見で、同局は松本が『ワイドナショー』を3月いっぱいで卒業することを発表。すでに、一部メディアが松本の降板を報じていたが、これを裏付けるような形で正式に発表された。
「松本は昨年4月から、それまで毎週出演していた同番組をスケジュールの都合を理由に隔週に変更していましたが、ついに完全に卒業することに。記者会見では、今年4月から中居正広とダブルMCを務める『まつもtoなかい』が放送されることも合わせて発表されました」(芸能ライター)
この発表に、ネット上では「松っちゃんが『ワイドナショー』からいなくなったら、番組終わるじゃん」「松本人志がいないならもう見ない」など、落胆の声が続出。
「隔週出演になった時点で、松本不在の回については『見る価値がない』『松っちゃんが出るから見てたのに』など、視聴者からは不満が出ていました。ただ、昨年7月10日にニュースサイト『デイリー新潮』が公開した記事によれば、隔週出演となって3カ月が経過した時点では、視聴率は以前までとほぼ変わらなかったとのこと」(同)
また、松本はフジの会見と同じ3月6日に「ワイドナショー関連の記事を書いている皆さん。ちゃんとコア視聴率を調べて書いて下さいね。世帯視聴率? 古っ!」(原文ママ)とTwitterに投稿。コア視聴率とは13歳から49歳の男女の個人視聴率を指すもの。なお、松本は21年6月に放送された『キングオブコントの会』(TBS系)の放送後にも、「キングオブコントの会は内容的にも視聴率的にも大成功でした。ネットニュースっていつまで“世帯”視聴率を記事にするんやろう?」と、コア視聴率重視を表明していた。
「今回の発言も、自身が出演しなくても『ワイドナショー』のコア視聴率は良好で楽観視していることをアピールしたかったのでしょうが、この投稿に対しても『辞めないでほしい』『松っちゃんが出てたから見てたのに……』と、残念がるリプライが多く集まっていました。隔週出演ならまだしも完全に卒業するとなると、やはり番組自体の人気に影響が出るように思えてならないのですが……」(同)
果たして、松本が不在でも『ワイドナショー』は人気を保てるだろうか? 今後に注目したい。