「文春」に名指しされたキスマイ・北山宏光、退所説に現実味――離脱がささやかれたもう1人のメンバーは?
3月9日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が、ジャニーズ事務所に所属するグループやメンバーの最新動向を報じる中、Kis-My-Ft2(以下、キスマイ)の北山宏光について「事務所と話し合いを重ねている」と、新たな退所者になる可能性を示唆した。業界内では「キスマイは、今年中に何かしらの動きがありそうといわれていただけに、今回の『文春』報道で一気に現実味が増した」(テレビ局関係者)とささやかれているようだ。
ジャニーズをめぐっては、事務所幹部のポジションに就いていた滝沢秀明氏が昨年10月末に退社。同11月にはKing&Prince(以下、キンプリ)・岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太の脱退および退所、その後は永瀬廉と高橋海人の2人でグループを継続することが発表された。
「今後もキンプリのようにグループが“分裂”したり、ジャニーズ退所者が続いたりするのでは……と、業界内外で懸念される中、その筆頭と目されたのがキスマイだった。今年1月26日にメンバーの横尾渉が結婚を発表すると、『グループに大きな動きがある前に身を固めたのでは?』とささやかれるようになりました」(同)
そして今月9日発売の「文春」が、やはり「次に危ないグループ」としてキスマイの名前が挙がっていると伝え、さらに「昨年秋頃から、北山は今後の活動について、事務所と話し合いを重ねているところ」という事務所関係者の証言を掲載。
「キスマイは業界内で、“年内には何かあるだろう”とウワサされ、解散説も浮上していましたが、現在、有力視されているのはグループ分裂です。キンプリと同じく、グループを残したまま脱退メンバーと残留メンバーに分かれそう……という見方が強くなっています。今回、『文春』が北山を名指ししてきたことで、その可能性はさらに高まりました」(週刊誌記者)
なお、これまで北山以上に“脱退・退所説”がつきまとっていたメンバーもいたそう。
「玉森裕太です。キスマイは、SMAPの元チーフマネジャー・飯島三智氏の管轄グループだったことは有名ですが、SMAPの解散騒動時、玉森は退社した飯島氏と個人的に何度も会っていたようで、彼も事務所を離れるつもりでは……と言われていました。ジャニーズサイドから目をつけられているという話も耳に挟みましたね。ただ、その後も玉森は事務所で活動を続け、最近はドラマや映画など、個人の仕事で大忙し。事務所との溝は埋まったのかもしれません」(同)
かたや北山は、SMAPの解散騒動後、18年に行われたキスマイのコンサートでの発言が、ファンの間で物議を醸していた。
「『Kis-My-Ft2 LIVE TOUR 2018 Yummy!! you&me』の公演最終日、北山はグループがデビュー7周年の節目を迎えるにあたって感謝の言葉を述べたのですが、その中で『ジャニーさんはもちろん、ジュリーさん、メリーさんのおかげでもあります』と発言。事務所創業者のジャニー喜多川氏(19年7月に死去)だけでなく、育ての親である飯島氏との対立が伝えられていたメリー喜多川氏(21年8月に死去)、さらに、その娘で現社長の藤島ジュリー景子氏の名前まで口にしたんです」(同)
ファンにとっても北山の発言は衝撃だったようで、「事務所で生き残るための“掌返し”なのかと見る向きもあった」(同)という。
「かつてジャニーズに所属していた山下智久は、NEWSの一員だった頃はジュリー氏の管轄下にいたものの、ソロになったら飯島派に“鞍替え”し、その飯島氏が退所すると、あっという間にジュリー派に“復帰”し、業界関係者を驚かせました。周囲の目より、自身の立場を有利にすることを重要視した結果、このような行動を見せたのでしょうが、北山も山下と同じようなタイプなのかもしれません。しかし、そんな北山が事務所に見切りをつけようとしているとは……その理由が気になるところですね」(同)
日増しに現実味を帯びてきたというキスマイ分裂説。今後の動向を注意深く見守りたい。
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