YOSHIKIオーディション、デビューメンバー決定も……「ファン少ない」という不安要素
日本テレビと世界的アーティスト・YOSHIKIがタッグを組んだボーイズグループ発掘オーディション『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』のデビューメンバー13人が、同局の情報番組『スッキリ』内で発表された。
同オーディションは、日テレがYOSHIKIにオファーしたことから昨年2月に始動。“世界で活躍するボーイズグループ”のメンバーを発掘するため、『スッキリ』と同局バラエティ番組『行列のできる相談所』によるバックアップのもと、参加者を募っていた。
先月28日放送の『スッキリ』では、スタジオにYOSHIKIとメンバーが登場。YOSHIKIは生放送中にもかかわらず自身のスマホからインスタライブの配信を行っており、カメラが向けられると「(配信を)どうやって切ればいいんだろう、インスタライブ……」「あ、切れてないかもしれない。スタッフさん、誰か助けてください。切り方わからない」とスマホの操作に手こずり、その間、共演者を待たせていた。
「大物アーティストらしい自由な振る舞いを見せたYOSHIKIですが、様子が落ち着くと、グループ名とデビューメンバーの決定を報告。『波瀾万丈で、オーディションやっている間に(ボーカルメンバーだった)YOSHIが旅立ってしまったとか、いろんなことがあったので、すごいドラマティックな1年でした』と同オーディションを振り返っていました」(芸能記者)
同放送で発表されたグループ名は、“XY”(エックスワイ)。8人組ダンスボーカルグループと、5人組ロックバンドの2つに分かれているそうだが、YOSHIKIいわく「バンドとダンスボーカル別物のグループではなく、互いに行き来し、アメーバのように形を変え活動していく」のだとか。
また、この放送では最終審査終了後に制作したという新曲「Crazy Love」を、ボーカルメンバーの後町和輝と共にスタジオで生披露。YOSHIKIはXYの武器として、「最強の個性派集団」「圧倒的なボーカル力」「世界も絶賛のダンス」の3つを挙げていた。
なお、XYは無料のファンクラブサイトを開設したほか、3月4日に東京・国立代々木競技場第一体育館で開催されるイベント『東京ガールズコレクション』でパフォーマンスを行うことが決定。この話題を数多くのマスコミが取り上げており、今後への期待は膨らむばかりだ。
「飽きやすく気ままな性格で知られるYOSHIKIだけに、昨年にメンバー募集が開始された際には、ファンから『ちゃんとデビューさせられるのか?』と不安視する声が続出。加えて、オーディションの模様を追ったHuluのドキュメンタリー番組『YOSHIKI SUPERSTAR PROJECT X』の更新が昨年12月24日の配信以降、長らくストップしていたため、『頓挫したのではないか』とザワついていたんです。しかし、今回、デビューが発表されたことで、『よっちゃんがオーディションをやりきった! 偉い!』と賛辞も見られます」(同)
一方で、XYの公式SNSのフォロワー数が「寂しい」と話題になっている様子。オーディション開始時に開設されたXYの公式Twitterのフォロワー数は1.5万人(3月1日現在)、公式インスタグラムは1.1万人で、公式TikTokに至っては6,000人程度に留まっていることから、一部ネットユーザーが「ファンが少ないのでは?」と漏らしているのだ。
「日テレといえば、NiziUを生み出した『Nizi Project』や、BE:FIRSTを誕生させた『THE FIRST』を『スッキリ』がバックアップし、ともに大ヒット。どちらもメンバー決定時にはすでに多くのファンがついており、デビュー後のブレークは誰もが予想できる状況でした。一方、XYはマスコミばかりが盛り上がっている印象があるほか、バックアップしている『スッキリ』も、最近は世帯平均視聴率3~4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と不振続きで、今月で番組が終了。YOSHIKIも自身の新バンド・THE LAST ROCKSTARSの活動に注力中で、XYの今後に一抹の不安が過ぎります」(同)
『スッキリ』MCの極楽とんぼ・加藤浩次から、グループ名について「バンドだけでやっている時もXY、ダンス&ボーカルだけでやってるときもXY、みんなでやってるときもXY?」と問われると、そこまで考えていなかったのか「その辺、なんかアイデアもらえますか?」と返していたYOSHIKI。プロデューサーとして、XYを世界的なグループに導けるだろうか。