平野紫耀、キンプリ活動中の葛藤明かす――「できないことが増える」発言にファン衝撃
今年5月22日をもって、メンバーの岸優太・神宮寺勇太・平野紫耀が脱退し、高橋海人と永瀬廉の2人体制となるKing&Prince(以下、キンプリ)。今後のグループの方向性はもちろん、離脱する3人の動向にも注目が集まる中、2月24日発売の「月刊TVnavi」4月号(産経新聞出版)のインタビュー内容が、ファンの間で波紋を呼んでいる。
昨年11月4日、ジャニーズ事務所は平野と神宮寺が5月22日でグループを脱退し、同時に事務所を離れると発表。岸のみが23年秋に退所する予定だが、突然の報告にネット上のファンは阿鼻叫喚となった。
「キンプリファンは、今でも『どうにか5人でキンプリを続けてほしい』と願っている一方、それぞれの決断を支持したいと、理解を示す人も。複雑な思いを抱えながら、それぞれのスタンスで彼らを見守っている印象です。キンプリが今月22日にリリースした12枚目のシングル『Life goes on/We are young』は、発売初週の『オリコン週間シングルランキング』(同28日付)で103.2万枚を記録するなど、ロケットスタートを切りました。それだけ、キンプリは多くの人に愛されているということでしょう」(ジャニーズに詳しい記者)
なお、平野は「月刊TVnavi」4月号で「We are young」の歌詞について聞かれた際、「5人で出すシングルはこの曲がラスト」だと断言。さらに、自身の考えを述べた同誌のインタビューが“かなり踏み込んだ内容”だと、ファンの間で話題になっている。
例えば、「活躍の場が大きくなっていくと、できることが増えますか?」という質問に対し、平野は「いや、大きくなっていくと、できないことのほうが増えるんですよ」(原文ママ、以下同)と回答。パブリック・イメージや「自分のやりたいこと」のバランスをどう取るか、葛藤しながら活動していたようで、「新しいことにチャレンジするというのも、正直できないこともあって。だから、そういう責任を持って何かを提供する大変さは、すごく学びました」とも語っている。
また、「人生の区切りを迎えた今、どのように生きたいですか」と聞かれると、「楽しく手応えを感じる生き方ができたらいいなと思いますね。人生は1回なのでね。自分の新たな成人式だと思って、ここからまた、いろいろ考えたいなと思います」などとコメント。仕事においても、「自分のやりたいこと」を実現していきたいという意思をのぞかせていた。
「平野は、かねてより『海外で活躍できるグループ』を目指し、キンプリの一員として活動してきました。昨年11月4日の脱退発表の際、ファンクラブ会員向けに公開された動画でも、この夢について触れています。しかし、『あらためて自分の年齢と向き合った時に、海外で活躍できるグループを目指すというのは、そこにグループのそれぞれの活動方針を踏まえた上で、全力で取り組んだとしても“もう遅いな”と感じてしまい、目標を失い、今回の決断に至りました』と吐露していたんです」(同)
さらに、「月刊TVnavi」は、ほかのメンバーにも“今後どう生きたいか”と同様のテーマを投げかけており、SNS上には誌面を読んだファンからさまざまな感想が上がっている。
特に、平野の発言に関しては、「5人で出すシングルは今回がラストか……。わかってはいたけど、本人の口から言われるとキツい」「人気が出るにつれて、本人のやりたいことと、ファンや世間がしてほしいことと、事務所がやらせたいことのズレが大きくなって、しんどくなっていったのかな。これからはそれぞれ好きなことをして、幸せでいてほしい」「インタビューを読んで、心が苦しくなった」などと衝撃を受けていた。
また、一部で「平野のあの発言を見るに、やりたいことは全部キンプリではできないってことだね」「平野はキンプリにいたら、自分のやりたいことができないから辞めるのか」と推測する声も噴出している。
果たして、平野、神宮寺、岸は事務所を退所後、一体どんな道を歩んでいくのだろうか?
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