メ―ガン夫人、有名セレブ参加のパーティー出席! 友人・オプラとの“溝”明確に
ヘンリー王子とメーガン夫人が、昨年冠トーク番組が打ち切りに追い込まれた有名司会者エレン・デジェネレスとポーシャ・デ・ロッシの「バウリニューアル・セレモニー・パーティー」に出席。ハリウッドの友人たちと仲良しであることをアピールする形となったが、直前に開催されたエレンよりはるかに格上のオプラ・ウィンフリーの誕生日パーティーには姿がなかったことから、ネット上では「必死すぎる」「性格が悪いと告発されたエレンと王室スタッフをいじめていたメーガン夫人が友達だなんてお似合い」だと意地悪い声が上がっている。
米ニュースサイト「TMZ」によると、1月31日に50歳の誕生日を迎えたポーシャの誕生日パーティーという名目で、互いの愛を再確認する欧米ではおなじみのセレモニー「バウリニューアル・セレモニー・パーティー」を開催。何も知らされていなかったエレンは、14年連れ添った妻ポーシャからのサプライズに涙ぐむという感動的な催しとなった。
パーティーの司会は、カーダシアン三姉妹&ジェンナー姉妹の母で敏腕マネジャーのクリス・ジェンナー。過去に3回「グラミー賞」を受賞したシンガーソングライターのブランディ・カーライルが生歌を披露したほか、ジェニファー・アニストン、グウィネス・パルトロー、オーランド・ブルーム、ケイティ・ペリー、キャロル・バーネット、メリッサ・エスリッジら、有名セレブが出席。参加者の中には、ヘンリー王子とメーガン夫人の姿もあったという。
ヘンリー王子夫妻とエレンカップルは、サンターバーバラの超高級住宅地・モンテチトに住むご近所同士。王子夫妻が引っ越してきてすぐに交流を始めたようで、エレンは2019年に自身が司会を務める『エレンの部屋』で、王子夫妻の長男アーチーを抱っこし、離乳食を与えさせてもらったことを自慢げに話していた。メーガン夫人もサセックス公爵夫人としてエレンのトーク番組に出演し、ノリのよさを披露。全米から愛されるエレンの番組で、コミカルで庶民的なプリンセスだという印象を世間に与えた。
そんなエレンの大切なバウリニューアル・セレモニー・パーティーにヘンリー王子夫妻がそろって出席することは、何ら不思議ではない。しかし、直前に開催された米司会者オプラ・ウィンフリーの誕生日パーティーには2人の姿がなかったことから、ネット上では「やっぱりオプラには招待されなかったんだ」「アメリカの上流階級や政治界にも顔が利くオプラから距離を置かれているのが確実」「2人の間に溝ができたことは明確」「ロイヤルだと持ち上げられてきたけど、NetflixのドキュメンタリーやSpotifyのポッドキャスト、王子の暴露本で彼らのレベルが低いことが判明し、関わりたくないと思う人が増えたのだ」と納得する声が上がっている。
なおエレンは、社会的に不適切な発言や行動をした著名人をSNSなどで糾弾する「キャンセル活動」が盛んだったコロナ禍の2020年、大豪邸からリモートで『エレンの部屋』に出演した際に発した「(隔離生活は)刑務所暮らしみたい」というジョークが庶民へのいやみだと反感を買い、大炎上。その後、複数の番組関係者から現場で差別発言やハラスメントが横行していたと告発された。番組で「いじめや差別をなくし、周りの人々に親切にしよう」と説いていたエレンも、下っ端のスタッフには冷酷で性格が悪いと暴露されまくり、昨年5月に19年間続いた番組を終了することになった。
最後のシーズン19には、番組終了を惜しむセレブ友達がこぞって出演したが、エレンについた悪いイメージは回復せず。ゲイへの風当たりが強かった1997年にレズビアンだとカミングアウトし、LGBTQ+コミュニティの代表格として厚い人望と絶大な人気を集めていたものの、今なお「いじわるな人」という印象がついたままだ。
そんなエレンのパーティーにメーガン夫人が出席し、ネット上では「いじめっ子同士、お似合い」「性格が悪いから気が合うんだろうね」と意地悪く指摘する声も上がっている。
メ―ガン夫人がオプラの誕生日パーティーに顔を出さなかったのは、「チャールズ国王の戴冠式を控えているため、セレブとの交流などで目立ちたくないから」だと臆測する声もあったが、オプラよりも格下のエレンのパーティーに夫婦そろって出席したことで、この説は打ち消された。ご近所だから顔を出した、という見方もあるが、王子夫妻はオプラともご近所同士。オプラからは招待されなかったが、エレンからは招待されたので喜んで出席した――と見るほうが自然だろう。
ドキュメンタリーでの王室と英国メディア批判に、夫人のポッドキャストでの自分語り、ブラザーコンプレックス丸出しで下ネタ満載の自叙伝『スペア』発売と、すっかりイメージダウンしてしまったヘンリー王子夫妻 。チャールズ国王の戴冠式に出席し、歴史と威厳あるロイヤルであることを再びアピールしたいところだろうが、英国での人気はすっかり下落し「帰ってくるな」という声も多いため、戴冠式出席がプラスになるかも微妙なところだ。
ファンの間では、フェードアウトするのではないかと心配する声が聞こえているが、気が強いと伝えられているメーガン夫人がこのまま身をひそめるということはなさそうだ。今後、2人がどう再起を図るのか、見守っていきたい。