櫻井孝宏は「替えが利く」――『岸辺露伴』声優ファンの“ナレーション勘違い”騒動とは?
5月26日に公開される高橋一生主演映画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』の特報映像が解禁となり、ネット上ではその“ナレーション”に反応する声優ファンが相次いでいる。
同作は、荒木飛呂彦氏の漫画『岸辺露伴 ルーヴルへ行く』(集英社)を原作に、2020年にNHKで放送されたドラマ『岸辺露伴は動かない』のキャストとスタッフが続投する形で製作されている。
1月に映画化が発表され、ドラマ版に出演していた高橋、飯豊まりえに加え、なにわ男子・長尾謙杜、木村文乃、美波ら追加キャストも順次発表に。
さらに、2月21日に解禁された30秒の特報映像では、「人気漫画化・岸辺露伴、彼は人の心や記憶を本にして読むことができる……」といったナレーションと共に、一部の劇中シーンが公開されている。
なお、ドラマ版の予告編ナレーションは、アニメ版で露伴役を演じていた声優・櫻井孝宏が務めていたが、映画版では声優の内山昂輝が担当。しかし、内山の声が櫻井によく似ていることから、今回も櫻井が担当と勘違いした人は少なくないようで、ネット上では「櫻井さんが降板しなくてよかった」「やっぱ露伴は櫻井さんが合ってる」といった声も散見される。
「1月に映画版の“超特報映像”が解禁された際にも、内山の声を櫻井だと思い込み、ぬか喜びするファンが続出していました。櫻井といえば、昨年10月に自身のラジオ番組を担当していた放送作家・A子さんとの不倫が発覚。さらに、今年1月にもアニメ業界で働くB子さんとの不貞と金銭トラブルが明らかになっています」(芸能記者)
この報道後も活動休止を発表することなく、通常運転を続けている櫻井だが、今月15日には、GoRAとキングレコードによるアニメプロジェクト『AYAKA ‐あやか‐』の製作委員会が、鞍馬春秋役で出演予定だった櫻井の降板を発表。
これを受け、櫻井ファンの間では、4月にスタートする『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』(フジテレビ系)も「降板するのではないか……」と不安が広がっているようだ。
「櫻井は『鬼滅の刃』で人気キャラクター・冨岡義勇役を演じており、ネット上では『冨岡義勇は櫻井さん以外考えられない!』『今さら声優変更とか、マジやめて』といった声が噴出。その一方で、『声優が変わっても、多分そこまで違和感ないよ』『ドラケンも違和感なかったじゃん』と冷めた声も見られ、意見が対立しています」(同)
このドラケンとは『東京リベンジャーズ』(テレビ東京系)の人気キャラクター・龍宮寺堅のこと。以前は声優・鈴木達央が演じていたが、不倫スキャンダルが発覚した後、声優・福西勝也に変更された経緯がある。
「ドラケン役を鈴木が降板した際、アニメファンからは大きな反発がありました。しかし、福西が声をあてた映像が公開されると、『声がそっくりで違和感ない』と大好評。そして今回、多くの櫻井ファンが内山の声であることに気づかなかったため、『大概の声優は替えが利く』という説がますます濃厚になってしまったんです」(同)
アニメファンの間でも「櫻井さんの声じゃなきゃ!」「替えは利く」と意見が二分している声優の交代問題。櫻井に似た声を出せる声優は、意外と多いのかもしれない……。