暮らし
[連載]女たちの「煩悩部屋」ビフォーアフター
片付け専門家が「古い棚」を簡単DIY! セリアのリメイクシートで傷や汚れを隠す方法
2023/02/21 17:00
引っ越し直後の状態です。全体的に、30年分の汚れが目立ちます。リビングの中央にある造作棚なので、高見えさせたい!
造作棚の内側も、湿気によるカビ、サビ汚れが。また、全体的に色がくすんでいたのでリフォーム前に洗剤で汚れを落としました。
湿気によるカビの汚れはもちろん、シミも目立ちます。木製素材の棚に、液体のモノや硬くて重いモノを置く際は「汚れ防止シート」を敷くと良い理由がこれです。次に、セリアのリメイクシートを使った作業手順を紹介します。
【作業.1】セリア「リメイクシート シールタイプ ナチュラルウッド(天然木)」
小さなサイズ(30×20㎝)ですが、木目の印刷ではなく「本物の天然木」です。硬めで薄い素材なので、貼りやすいのも特徴的。
【作業.2】粘着が強いので、貼る場所に要注意!
貼り合わせがしにくい底面でも、硬質タイプなので簡単です。必要サイズより3mmほど小さめにカットしておくと、美しい仕上がりに。また、粘着が強いので「貼ったら剥がせない」覚悟で使うこと。ニスなどの塗膜がないので、高温多湿の場所では使えません。
【作業.3】シート貼り作業は「スキージー」が必須
セリア「リメイクシート シールタイプ ナチュラルウッド」3枚を使って、造作棚の底面の汚れを隠せました。硬めのシートですが、ダイソー「スキージー(品番:4997642171570)」を用意しておくと、ピシッと貼ることができました。
側面は凸凹の穴が多いので、ダイソー「粘着フローリングマット ブラウン(品番:4991203175298)」を貼りました。シートより硬質で厚みがあるので、傷穴も補修なしで隠せます。
【完成】材料費440円ですべてを隠せる!
材料費440円で、落ちない汚れと傷を隠すことができました。ともに、粘着力が強いシールになるので「剥がせない」覚悟で使っています。
底面は天然の木材なので、「直置き」を避けたり「汚れ防止シート」が必要です。