片付け専門家が「古い棚」を簡単DIY! セリアのリメイクシートで傷や汚れを隠す方法
扉には500円玉ほどの穴がありました。ホームセンターで新しい化粧板と交換すると、4,000円相当の材料費とスライド蝶番の取り付けなどの手間がかかります。今回は、予算を抑えたいので「100均リメイク」を選びました。
【作業.1】扉を外して、汚れを落とす
まず、扉の表面に「リメイクシート」を貼るので、汚れをしっかりと落とします。油性ペンやボンドの汚れは「クリーナー30」を使いました。
【作業.2】化粧板の汚れは、メラミンスポンジで落とす
化粧板の汚れは、メラミンスポンジと中性洗剤を使って落としました。水が浸透しないよう素早く落として、拭き取ります。
【作業.3】ダイソー「穴埋めウッドパテ」で穴を補修
ダイソーの工具売り場にある「穴埋めウッドパテ」を使って、表面の傷穴を埋めて補修します。本格的な補修(柱、壁、床など)の場合は、塗膜などの処理が必要ですが、小さな傷なら、ダイソーで道具と材料を揃えることが可能。
【作業.4】100均の紙やすりで表面をフラットに!
ダイソーのパテを、傷穴に押し込むように埋めていきます。乾燥して硬くなったら、紙やすり(100均にあります)で表面を滑らかに。紙やすりに“当て木”をすると、よりフラットになります。リペアのプロだと、傷の大きさを整えてから作業するそう。丁寧に直したい場合は、職人が発信するYouTubeなどで確認してください。
【作業.5】セリア「リメイクシート リアルな木目柄」を使用
100均の中でもリメイクシートの種類が豊富なセリアですが、このシートは通常のシート(約45×90cm)より、小さなサイズ(約30×90cm)です。ほかの木目柄より、天然木に近いプリント。貼って剥がしやすいシートなので、表面がツルツルした面に向いています。賃貸物件にも◎。
【作業.6】中性洗剤入り水を噴射してから貼る
「リメイクシート リアルな木目柄」を、扉のサイズに合わせてカット。扉の表面が滑る状態だと、キレイに貼りやすくなるので、中性洗剤を入れた水を吹きかけます。ほか、スキージーなど事前に揃えたい道具の紹介はコチラへ。
【作業.7】シートを貼ったら、パーツを取り付ける
「リメイクシート リアルな木目柄」を貼った後です。ズームアップで見ても、天然木みたい! せっかくなので、取っ手もホームセンターで購入(1個150円ぐらい)して交換しました。ちなみに、取っ手も100均で揃えることができます。
【完成】100均には見えない仕上がり!
セリアの「リメイクシート リアルな木目柄」を貼った後です。角の処理がちょっと雑になってしまいましたが、100均だとは思えないほど「天然木」に見えますよね。また、傷穴も隠すことができました。扉表面の材料費は、330円(取っ手と道具代除く)。