残念ながら……

冬ドラマで「株を下げそうな俳優」5人! 松本潤は「大河にハマってない」?

2023/02/16 17:43
仲宗根由紀子(エンタメライター)
冬ドラマで「株を下げた俳優」5人! 松本潤は「大河にハマってない」?の画像1
溝端淳平に食われないように、ガンバ!(写真:サイゾーウーマン)

 各局で絶賛放送中の冬ドラマ。キャストの中には演技力や存在感が高く評価され、株を上げた俳優がいる一方で、「こんなにヘタだったっけ」「なんでこの役引き受けた?」と物議を醸し、株を落とした人もいる模様。

 そこで今回、視聴者の声をもとに、放送中の連ドラ出演で株を下げそうな役者を5人紹介したい。

冬ドラマで株を下げそうな俳優5人

・西島秀俊(テレビ朝日系『警視庁アウトサイダー』)
・広瀬すず(TBS系『夕暮れに、手をつなぐ』)
・嵐 櫻井翔(日本テレビ系『大病院占拠』)
・藤原竜也(TBS系『Get Ready!』)
・嵐 松本潤(NHK『どうする家康』)

『警視庁アウトサイダー』のギャグシーン、西島秀俊じゃなければ「笑える」?

 1人目は、『警視庁アウトサイダー』で“血”を見ると白目を剥いて倒れたり、時おり“後ろ歩き”をする元マル暴(警視庁組織犯罪対策部)の刑事・架川英児を演じる西島秀俊。同作は、シリアスなストーリーとギャグシーンのギャップが見どころのひとつといえる。

 しかし、初回から西島のコミカルな演技を「面白い」と評価する声もあれば、「今一つ笑えない」とネット上では賛否が飛び交っている様子。また、同じギャグでも濱田岳が演じていれば、もう少し笑えた」などと同作に出演している濱田の名前を挙げる意見もあり、「西島さん好きなのに、イマイチ役が合ってない」とヤキモキするファンもいるようだ。


 視聴率は世帯平均8~10%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と安定しているものの、いかなる役も上手に演じられるイメージがあった西島にとっては、同作への出演は株を落とす可能性も?

広瀬すずに苛立つファンも「なんでこの役引き受けたの?」

 2人目は、恋愛ドラマ『夕暮れに、手をつなぐ』で主演中の広瀬すず。初回から宮崎出身の主人公が話す九州弁をめぐり、ネット上では「上手」「違和感がある」と物議を醸していたが、広瀬の演技自体には「やっぱりうまい」と好意的な声が目立つ。

 それでも広瀬が株を落としたように見えてしまうのは、やはりドラマ自体に否定的な声が多く飛び交っているからだろう。

 特に、主人公が公園の噴水で顔を洗ったり、キス寸前で男性に水鉄砲を浴びせたり、お世話になっている下宿先の大家の服をバラバラにしたり……と、非常識な行動が目に余るため、「すずちゃん、なんでこの役引き受けたの?」「事務所はもっと仕事を選んであげてほしい」と一部ファンを苛立たせているようだ

第1子誕生の櫻井翔、『大病院占拠』は「父親のイメージ浸透」のため?

 3人目は、タイムリミット・バトル・サスペンス『大病院占拠』で休職中の捜査官・武蔵三郎を演じる嵐・櫻井翔。彼が扮するのは、武装集団に占拠された大病院内で、別居中の家族や人質を助けるために戦う役どころだ。


 同作は、ブルース・ウィリス主演映画『ダイ・ハード』(1989年)を彷彿とさせるシーンが目立ち、櫻井演じる主人公が毎回「嘘だろ?」と言い放つのも、同映画のオマージュと思われる。

 加えて、爆発シーンのCGの粗さが話題になるなど、“ネタドラマ”として一部に大ウケしている同作。だが、“主演が櫻井だから盛り上がっている”という印象は薄く、むしろ「なんで櫻井にこの役をやらせたのか?」とキャスティングに対する疑問の声も目立つ。

 そんな櫻井は、今月16日に第1子が誕生したことをジャニーズ事務所を通じて発表。同ドラマの妻子を守る役どころは、家庭的なイメージを世間に浸透させるために進んで受けたのだろうか。

 しかし、同じく嵐の二宮和也が、妻の第2子出産前の昨年4月期に日曜劇場『マイファミリー』(TBS系)で誘拐犯から家族を守る父親を好演し、世間に父親のイメージを植え付けたケースと比較すると、どうしても櫻井に「『大病院占拠』でよかったのか?」と感じる人は多い様子。

どうする家康 前編