関ジャニ∞・村上信五、生田斗真に「いい加減にせえよ!」とブチ切れのワケ
関ジャニ∞の冠番組『関ジャニ∞の あとはご自由に』(フジテレビ系)。2月13日深夜に放送され、ゲストに俳優の生田斗真が登場。関ジャニ∞メンバーとアドリブドラマに挑戦した。
生田と関ジャニ∞といえば、ジャニーズJr.だった小学生時代から苦楽を共にした間柄だ。ドラマ撮影前のインタビューで生田は、“ゲストが持ち寄った物語に沿って関ジャニ∞が演技をする”という番組趣旨に触れながら、「『ちょっと関ジャニ、楽してない?』と思いまして。(今回は)本当になにも決めてない。スーパーノープランです!」「関ジャニが苦労することを願ってます」と笑顔で宣言。
一方、番組公式Twitterが公開した収録直前のインタビュー動画で、村上信五は生田と最後にドラマで共演したのは「お互いJr.のときでした」と回顧。2001年7月期放送の『ネバーランド』(TBS系)以来、約22年ぶりに演技の仕事で顔を合わせることになり、「いまや日本を代表する名優の一人ですからね、斗真も。僕は胸を借りるつもりで……」「斗真がどういう発想の設定を持ってきたかはめちゃめちゃ楽しみ」と、どこかうれしそうに語っていたが、その後、生田に苦労させられることに……。
今回、生田が主演・脚本・監督を担当したドラマのタイトルは「その結末」。第一幕の冒頭で4人の登場人物に起こった“謎のシチュエーション”をめぐり、一体なぜそんなことになったのか、1時間前にタイムリープした4人がそのプロセスを演じていくというユニークな構成で、ストーリーは一切決まっておらず、ほぼアドリブに任せた“丸投げ方式”。演者に選ばれたのは、横山裕、村上、丸山隆平の3人で、大倉忠義、安田章大は別室で4人の様子をモニタリングした。
なお、生田が用意した謎のシチュエーションとは、「電車内で号泣しながらパソコンを見ている丸山」「あり得ない顔と格好でドアに張り付いている村上」「巨大なワニに下半身を噛みつかれて悶絶している横山」「パンダの着ぐるみを着て、顔だけ見せている生田」という特殊なもので、村上が「お腹すいたなー」と言ったところで物語の幕が閉じることも決められた。
物語は、地下鉄の最終列車が急に止まってしまったところからスタート。白いスーツを着た村上は、お笑い芸人・ジョニー村上に扮し、15年前にはやった一発ギャグ「○○なわけないがな!」を連呼。赤いキラキラのジャケットを着た横山はマジシャンのトニー横山、丸山はネットアイドルグループ「キラキラじんたろう」に所属するサニーめかぶだと自己紹介し、記憶喪失の生田は、カバンの中に入っていた履歴書の内容をもとに、俳優・トニーシブと判明。
そんな4人はすったもんだの末、生田が横山に「あんたの正体はなんだ? こうやって電車を止めて。聞いたことないよ、トニー横山なんて」と詰め寄ると、横山は本当の名前は「ケニー」だと告白。
すると、丸山が「ケニーは日系ブラジル人のヒットマンだ」と指摘し、「ケニーが、ある魔法でワニに化けさせてしまったブラジルの王様に追われてるって……」と荒唐無稽のストーリーを展開。モニタリングをしていた大倉は「いきなりファンタジー!」とツッコんだ。
その後、横山は「もう飽き飽きなんですよ、人間なんて見てるの」「私が今から指パッチンしたら、奇妙なことが起こりますよ。みなさん覚悟してください、何が起こるかわからない」と言いながら指を鳴らす。そして次の瞬間、「痛い痛い痛い!」とワニに噛みつかれたように右足を押さえながら叫び出した。
その様子を見た丸山は、「ワニの撃退法!」と口にしながらパソコンで対処法を探し、村上は電車のドアに張り付きながら、鬼気迫る表情で「ワニだー! ワニがお腹すいたー!」と絶叫。無事、生田が設定した物語のゴールへとたどり着き終幕した。
このめちゃくちゃな結末に、閉幕のブザーが鳴った瞬間、生田は床に這いつくばりながら大爆笑。そんな生田に村上は「お前いい加減にせえよ!」とブチ切れ。残る2人も「全部丸投げか!」(横山)「出席裁判だぞ!」(丸山)と怒りをあらわにしていたのをよそに、生田は収録後のインタビューで「楽しかったなぁ~」と満足げな表情を浮かべていたのだった。
ネット上では、「今までで一番、”あとはご自由に”だった(笑)」「先の見えないアドリブドラマの面白さ満載でした」「ノープランでよく最後までもっていったね。さすが長い付き合いやわ〜」「ヨコとヒナとまるちゃんは大変そうだったけどどこか楽しんでて、その3人をすぐ側で見て楽しんでたのが斗真で、さらにモニタリングしているヤスと大倉も終始笑っていてまじ平和だった」「本当にジュニア黄金期の絆楽しい」などのコメントが寄せられていた。
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