「ルフィ」グループの死刑判決はあり得る! 元極妻が断言するワケ
工藤會については、地元・福岡県に本社のある西日本新聞がずっと取材してきましたが、死刑事件の記事を1冊にまとめた『落日の工藤会』(KADOKAWA)が3月に出版されるそうです。
まあ記事はだいたい読んでましたから内容はわかってますし、特に今すぐ読みたいわけでもないのですが、SNSではすでに結構話題ですね。まだまだ工藤會は人気があるんですね。
この本に限らず、不良の本や映画は相変わらず需要があるようで、最近では「同和のドン」こと「自由同和会」創立メンバーの上田藤兵衞(うえだ・とうべえ)さんの評伝『同和のドン 上田藤兵衞 「人権」と「暴力」の戦後史』(講談社)が話題ですね。
紹介記事には「永田町(政界)、霞が関(官界)、経済界、任侠界を縦横無尽に飛び回る部落解放運動家──通称『同和のドン』と呼ばれるフィクサー」とあり、ヤクザではないですが、ヤクザ業界で知らない人はいません。1945年生まれで今もご健在 、ネットには亡くなる1カ月前の安倍元総理と撮った写真も出回っています。
まあ不良的には「六代目山口組若頭から恐喝された人」ですね。この恐喝事件で若頭は有罪判決を受けて服役しています。失礼ながら上田氏は「ヤクザに脅されました。怖かったです」とおっしゃるような方ではないと思うので、早く読みたいです。
あと、ご本人はすでに亡くなられているのに、定期的に出てくるテーマの一つに、中野太郎会長率いる中野会の事件があります。なんと中野会長に対する床屋さんでの銃撃事件をテーマにした映画が公開されてるそうです。
これも拝見したいですね。現役のヤクザはカタギさんにいろいろ「解釈」されるのは微妙でしょうが、いろんな見方があっていいと思います。拝見できたら、感想も書かせていただきますね。
最後に宣伝でスミマセン。以前ご紹介させていただいたグリコ・森永事件の真相に関する記事が『昭和の謎99』(大洋図書)に再録されています。内容は同じなのですが、ほかの記事も面白そうですよ。気になった方は、ぜひお手に取ってみてください。