EXIT・兼近大樹、仕事への影響はほぼゼロも……“炎上させ続けたい”勢力とは?
国内で相次ぐ連続強盗事件に関与していたとみられる特殊詐欺事件の容疑者らが、フィリピンより強制送還され、警視庁が逮捕した。指示役「ルフィ」とみられる渡辺優樹容疑者と、過去に接点があったことで物議を醸していたEXIT・兼近大樹に関しても、ようやく騒動が落ち着くか……と思いきや、「いつの間にか兼近だけでなく相方・りんたろー。も含め“炎上”している状況」(週刊誌記者)だという。
もともと、2011年に売春防止法違反容疑で、また12年に窃盗容疑で逮捕されたことを公表していた兼近。12年の事件では不起訴となっていたが、当時、渡辺容疑者も一緒に捕まっていたことが最近になって判明し、SNS上は大騒ぎに。これを受け、兼近は2月1日にYouTubeの生配信を行い、昨年から広域で発生していた連続強盗事件には関与していないと説明しつつ、渡辺容疑者と「過去に知り合いだったのは事実」と認めた。
「また、翌2日配信の報道番組『ABEMA Prime』(ABEMA)に木曜MCとして登場した兼近は、過去に身を置いた環境ついて、『言い訳もできない』とした上で、今後『生きづらさを抱えている人とか、被害に遭った人とかに支援をしていく』などと話していました。1月31日の時点で、Twitterの一般ユーザーから寄せられた『活動は控えられるべきでは?』という意見に対し、『絶対に控えません!』と宣言していたように、表舞台で自分の“やるべきこと”をやっていく姿勢を見せています」(芸能ライター)
その後、今月9日までに渡辺容疑者を含む特殊詐欺グループの4人が逮捕され、兼近をめぐる騒動も沈静化するかと思われたが……。
「ネット上では、まだまだ兼近を批判する声が多く、過去の“問題発言”探しが活発化しています。例えば、兼近が13年8月にTwitterで『よく女の子の腕の骨へし折ってたなー てへへ』(原文ママ、以下同)などと他ユーザーにリプライを送っていたことが掘り返され、騒ぎになっているんです」(同)
同リプライについて、兼近は「大喜利」のようなことをしていたのだと釈明。一方、13年11月に「あそこのプリクラの機械何回も壊して出禁になってる。笑」というリプライを送っていたことが発掘されると、指摘してきた一般ユーザーに対して「これに関してはしてないと記憶していますが、それに近しいことは10代の頃沢山していたとおもいます。申し訳ございません」と返信した。
「さらに、兼近の相方・りんたろー。にも“飛び火”し、14年6月にラブレターズ・溜口佑太朗に送った『俺これからも猫蹴るし』というリプライのほか、19年12月の『エロい体あげるだけのインスタアカウントの事と猫の死体の事を交互に考えて気を紛らわせながらのハイタチ会になりまんた』といったツイートが掘り返されました。批判の声が上がっていることに気づいたのか、りんたろー。は当該投稿を削除しています」(同)
こうした動きがネットニュースにも取り上げられることで、騒動は沈静化するどころか拡大している。
「とはいえ広告業界的には、兼近のことはすでにみそぎが済んだ過去の出来事であり、『仕事に影響が及ぶのはよろしくない』という見方が強まっているといいます。報道が出始めた頃はどうなることかと思いましたが、実際のところEXITへの影響はほぼゼロ。2月1日に出演が予定されていた『イヴ・サンローラン・ボーテ』のイベントはなくなったものの、兼近を問題視したのではなく、マスコミ側からイベントに関係のない質問ばかり出てくることが明らかだったので出演を取り止めただけ。ほかにテレビや広告の仕事が消滅したという話も聞きません」(テレビ局関係者)
それなのに、EXIT関連のネットニュース化は止まらない。
「今、ネットニュースは『EXITを批判すればするほど数字が稼げる』状態。しかも兼近が反応すれば、それを記事化でき、さらなるPV(ページビュー)数が見込めるとあって、とにかく『まだ炎上は終わっていない』ということにして、『もっと燃やし続けなければいけない』と躍起になっているわけです。そのため、過去の発掘作業もまだ続くでしょう」(前出・週刊誌記者)
EXITの過去をあぶり出そうとするネットメディアの攻撃は、いつ、どのような形で終わりを迎えるのだろうか。