嵐・大野智、中村昌也の宮古島バーに出資報道――ジャニーズは「退所」阻止で見て見ぬ振り?
「女性セブン」(小学館)2月9日発売号が、グループとしてだけでなく個人の芸能活動も休止中の嵐・大野智の近況を報じている。表舞台を離れている彼が、個人ビジネスを展開しようとしていることは広く知られる話だが、「いくらファンが不信感を募らせても、ジャニーズ事務所側は“見て見ぬ振り”をせざるを得ない状況が続いている」(スポーツ紙記者)ようだ。
嵐が2020年末をもってグループ活動を休止して以降、メンバーの櫻井翔、相葉雅紀、二宮和也、松本潤は個人活動に切り替えているが、大野は休業中。そもそも嵐が活動休止に至った背景には、大野の「自由な生活がしてみたい」という意向があった。メンバーは彼の気持ちを尊重し、また「5人でなければ嵐じゃない」として、グループ活動を一旦休止することになったのだ。
「しかし、その後の大野の動向は、嵐メンバーやファンを困惑させるものでした。21年12月発売の『週刊文春』(文藝春秋)は、大野がビジネスパートナー・A氏と複数の不動産を所有して収入を得ていることなどをスクープ。さらに22年8月、『女性自身』(光文社)は大野が離島のイタリア料理店オーナーに就任すると報じ、同時期に『女性セブン』も大野が立ち上げた会社が沖縄・宮古島で巨大リゾートホテルを竣工予定であると伝えました」(同)
当初、業界関係者は、芸能活動休止を希望した大野について「沖縄で趣味の釣りをしたり、アート作品の制作でもして、のんびり過ごすのだろうくらいに思っていた」(同)とのこと。
「おそらくファンやメンバーも同じようなことを考えていたと思います。ところがふたを開けてみると、大野は、沖縄を舞台に本業レベルでビジネスを展開。これは完全に想定外でした。そんな中、またしても『女性セブン』が、大野の最新情報を伝えています」(同)
今月9日発売の「女性セブン」は、先日、宮古島に移住してバーを開店すると発表して話題になったタレント・中村昌也に触れつつ、そのバーに大野が出資していると報道。その背景には、やはりA氏の存在があり、すでに報じられていたリゾート開発計画も進んでいるという。
「一方、記事には“大野の知人”が登場。これらのビジネスを主導しているのはA氏であり、大野は資金を出すだけの状態だと指摘しつつ、とはいえ、何かトラブルが起きた際は、大野がリスクをかぶることになるとか。また、大野とA氏が親密になればなるほど、嵐の再始動が遠のくかもしれないとコメントしています」(同)
ファンは大野が休業を経て復帰し、嵐のグループ活動も再開する日を待ち望んでいる。しかし、報道を通じて伝えられる大野の状況が、ファンに不信感を与えてしまっていることは、ジャニーズ事務所側も把握しているはずだ。
「そもそも事務所サイドからすると、所属タレントがリゾート開発やバーに出資するなど、到底OKを出せる話ではありません。もしそれを強行した場合、タレント自身の進退に関わるレベルの大問題になります」(同)
それでも、事務所は大野のビジネスに口を出せない状況が続いているという。その理由は、24年に迎えるデビュー25周年での再集結を何としてでも成功させたいからだそうだ。
「今、大野にへそを曲げられ退所されたら、それこそ事務所にとっては一大事。ビジネスについても見て見ぬ振りをするしかないのでしょう。とはいえ今回のような報道が続くと、やはりファンの間に不穏な空気が漂いますし、万が一にでも金銭トラブルなどに発展したら、グループの名前に傷がつく。大野のビジネスがいろいろな不安要素を抱えていることは事実だけに、事務所は野放しのままでいいものなのか。今後も同様の報道が続いた場合の対応に注目が集まります」(同)
今年11月3日から、25周年イヤーに突入する嵐。そのあたりに、何かしら前向きな発表があることを期待したい。
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