冬ドラマ1位は『ブラッシュアップライフ』! 井上真央も健闘……TVerお気に入り数ランキングベスト5
1月に続々とスタートした連続ドラマも、もうすぐ折り返し。そろそろお気に入りの作品が見つかった人や、「こりゃダメだ」と駄作に見切りをつけた人も多いのではないだろうか。
一方、昨今はドラマを「TVer」などのネット配信サービスで視聴する人が増加していることから、テレビ局側はそのお気に入り登録数や再生数などに一喜一憂している様子。
そこで「サイゾーウーマン」では、「TVer」の“お気に入り数”を調査。1月にスタートした民放のプライム帯連続ドラマの中から、お気に入り登録の多い作品をランキングにして紹介したい。
※2023年2月8日午前10時時点の情報です
トップは100万人目前の安藤サクラ『ブラッシュアップライフ』
1位は、安藤サクラが民放連ドラ初主演を務める『ブラッシュアップライフ』(日本テレビ系)で、お気に入り数は96.2万人と100万人目前。世帯平均視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)は5~6%台と振るっていないものの、お気に入り数は今期最下位の竜星涼主演『スタンドUPスタート』(フジテレビ系)の4倍近い数字を誇っている。
バカリズムが脚本を手掛ける同作は、市役所に勤務する主人公が33歳で事故死したのを機に、人生を何度もやり直すタイムリープ系ヒューマンコメディ。キャストは夏帆、木南晴夏、松坂桃李、黒木華、染谷将太、水川あさみ……と実力派俳優揃いで、演技力のぶつかり合いも見どころだ。
なお、今期は同作のほかにも、日曜劇場『Get Ready!』(TBS系)や西島秀俊主演『警視庁アウトサイダー』(テレビ朝日系)などコメディ色の強いドラマが目立つものの、その多くが「ギャグシーンが面白い」「サブすぎてきつい」と賛否を呼んでいる。
そんな中、『ブラッシュアップライフ』は劇中に散りばめられた“さりげない笑い”が多くの支持を集めており、“脚本家・バカリズム”の大出世作との呼び声も高い。
井上真央『100万回 言えばよかった』は90万人超! “ガッカリドラマ”になる危険も?
2位は、TBS系「金曜ドラマ」枠で放送中の井上真央主演『100万回 言えばよかった』。井上演じる美容院店長、佐藤健演じる洋食店のシェフ、松山ケンイチ演じる刑事が数奇な運命に翻弄されながらも、奇跡を起こそうとするファンタジーラブストーリー。
井上にとって約5年半ぶりの民放連ドラ主演となるほか、NHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の安達奈緒子氏によるオリジナル作品とあって注目度は高いが、世帯平均視聴率は7%台と微妙な数字が続いている。ただ、「TVer」のお気に入り数は91.2万人を記録しており、『ブラッシュアップライフ』の背中を追いかけている状況だ。
『100万回 言えばよかった』は当初“純愛ドラマ”の印象が強かったが、次第にサスペンス要素が強まり、ネット上では犯人の考察が盛り上がっている様子。視聴者の間では、荒川良々演じる洋食店のオーナーを怪しむ人が多いが、「もし本当に犯人が荒川良々だったら、そのまんますぎて盛り上がらない」との指摘も目立ち、ラストの展開次第では“ガッカリドラマ”と言われてしまう危険もありそうだ。