佐藤勝利の熱愛報道のウラに、ジャニーズと講談社の“カレンダー駆け引き”
年末年始に「フライデー」(講談社)が、相次いでジャニーズ事務所所属タレントの熱愛スクープを報じた。昨年12月には中山優馬と一般女性、そして1月にはSexy Zone・佐藤勝利とAwesome City Club(オーサムシティクラブ)PORINの交際をスッパ抜き、特に初の熱愛スキャンダルとなった後者は、ファンを震撼させた。しかし、ファンの悲鳴とは裏腹に、週刊誌業界では「とても意義のあるスクープ」と称賛されているようだ。
「佐藤とPORINの交際報道については、双方事務所ともノーコメント。実質的に男女の仲であることを認めたに等しい状況です。そんな中、ジャニーズファンの間で浮上したのが、報道同日に発表されたKis-My-Ft2・横尾渉の結婚は、佐藤のスキャンダルの“火消し”なのではないかという説でした」(芸能ライター)
同日に横尾は、6年間の交際を経て一般女性と結婚したことを発表。グループ初の既婚者となるだけに、ファンは大騒ぎになったが、“火消し”効果はそれほどなく、いまだSexy Zoneファンからの怨嗟の声が止まらない。
「『フライデー』による一連のジャニーズスクープは、例年、秋頃から始まるジャニーズ事務所公認のグループ別カレンダーの出版権獲得に、大きな影響を及ぼすとみられます。各出版社にとって、このカレンダーは大きな利益をもたらすため、特に売れ筋グループの担当権利は喉から手が出るほどほしいもの。ジャニーズサイドからすれば、カレンダーを盾にスキャンダルを封じている状態なのですが、講談社は逆に、『フライデー』によるスキャンダル報道が、かえって売れ筋グループを獲得するための“圧力”として作用しています」(出版関係者)
講談社が担当した23年度版のカレンダーは、昨年度30万部という超異例の“バカ売れ”を記録したとされるSnow Manだ。
「今年、『フライデー』はSnow Manのスキャンダル報道こそ絶対にできないでしょうが、逆にいえばそれ以外のグループを積極的に取り上げることで、ジャニーズサイドは来年度、白旗を上げるように、売れ筋グループの担当を差し出す結果になるとみられます」(同)
「フライデー」は、Snow Manのデビュー直後である20年3月、リーダー・岩本照が未成年女性とラブホテルで合コンを行っていたことをスクープ。岩本には約3カ月の謹慎処分が下された。
「その記事では、岩本が参加女性について『未成年と知っていたか否か』という点で、決定的な証拠を出していませんでした。謹慎処分につながるスキャンダルを報じながらも手心を加え、ジャニーズサイドに恩を売ったことが、23年度のSnow Manカレンダー出版権の獲得につながったのは明らかです」(同)
週刊誌とジャニーズによる仁義なき“カレンダー駆け引き”。中山と佐藤の一連の熱愛スクープが、果たして講談社サイドに何をもたらすのか、注目していきたい。
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