ヘンリー王子、自伝本で兄・ウィリアム皇太子からの“暴力”激白も……内輪話に世間は飽き飽き?
なお、「ガーディアン」は、『スペア』ではヘンリー王子が2005年の仮装パーティにナチスの軍服姿で出席し批判を浴びた事件についても触れられていると報道。「このパーティのテーマは先住民と植民地だった」「パイロットの制服か、ナチスの軍服かで迷い、ウィリー(皇太子)とケイト(キャサリン妃)に電話して、どちらにしようかと聞いたところナチスの軍服だと言われた」「軍服を着て見せたら2人とも大爆笑して、ウィリーのライオンのレオタードよりもひどい、上をいくバカらしさと言われた」と書かれているという。
これについてもネット上は、「悪いのは兄なのに、自分だけが悪者にされたとでも言いたいの?」とあ然。皇太子と王子について書かれた王室暴露本『バトル・オブ・ブラザーズ』(20年)にも、兄弟が不仲になったのはナチスの軍服選びにウィリアム皇太子が関わっていたからだと書かれていたが、「そもそもナチスの軍服を選んだのはヘンリーだったんだね」「2択まで絞ったのは自分なのに、兄と義姉のせいって……」とあきれる声まで上がっている。
今回ヘンリー王子が出版する『スペア』には、ダイアナ元妃が王子を出産した時、チャールズ国王が「素晴らしい! 君は私にエアとスペアを与えてくれた。これで(私は)任務を果たすことができた」と言ったという、大きな波紋を呼びそうなエピソードも紹介しているとのこと。
母親の魂と対話するというスピリチャル的なエピソードもあり、「洗脳されている人みたい」「カリフォルニアだし、セラピーと称して合法マリファナ吸いまくってそう」と心配する声もある。
なお、同書は世界同時発売される予定で、出版社は内容をリークしないよう神経を尖らせていたと報じられている。どういうルートで「ガーディアン」が事前に本を入手したのかは不明だが、スペインでフライング発売されるというアクシデントもあり、かなりいい加減に扱われているようだともささやかれている。
ヘンリー王子夫妻の暴露には、「もうおなかいっぱい」「いつまで続くの?」「父と兄を取り戻したいと言いながらも、彼らを悪く言いまくり、一体何がしたいのかよくわからない」という声が多く、2人が期待しているほどの同情は集められそうにない。
17歳でコカインを試したこと、軍人時代にアフガニスタンでタリバン兵を25人殺害したこと、チャールズ国王から「お前の実の父親じゃないかもしれない」とブラックジョークをかまされたことなど、エリザベス女王が読んだら卒倒しそうな内容のヘンリー王子の自伝本。8日に放送される2本のプロモーションインタビューで、王子からどんなトンデモ発言が飛び出すのかにも注目が集まっている。