キンプリ・平野紫耀のダンスの魅力は? プロ講師が「ツキヨミ」の振り、個人の特徴を徹底解説
――これまでさまざまなキンプリ楽曲をレッスンで扱ってきたというYumi先生ですが、メンバーそれぞれのダンスの特徴はどのようにお考えでしょうか?
Yumi まず、平野紫耀くんのダンスの魅力はなんといっても、自分の体を最大限に生かしたダンス。「ichiban」ではまず首がよく動いていますし、動きの可動域最大限の振り幅を端から端まで、体力を惜しまず使うダイナミックなダンスは、そもそもの体幹や筋力がしっかりしているからこそできること。力を入れたり脱力したり、緩急の付け方も独特で素晴らしいし、「ichiban」や「ツキヨミ」のようなワイルドかつセクシーなダンスが似合いますよね。
永瀬廉くんは一つひとつの振り付けを丁寧に踊っていて、色気のあるなめらかな動きがうまい。もともとダンスに苦手意識があったようですが、今ではまったくそれを感じさせませんし、全体的にレベルが高いキンプリにいるからこその悩みだったのかもしれませんね。“力強さ”というよりは、セクシーさを感じる楽曲で独自の魅力を発揮する気がします。
幼少期からヒップホップダンスを習っていた高橋海人くんは、コンテストで優勝した経験もあり、もともとの実力が高い。「ichiban」を見ると、ほかのメンバーよりも細かく動いています。“表情”というより“顔自体”もよく動いていて、表現力が圧倒的。デビュー初期は本人のキャラクターもあいまってかわいらしい爽やかな楽曲も似合っていましたが、彼の本来の持ち味が出るのは、「ichiban」や「ツキヨミ」のように、ヒップホップテイストのダンスでしょう。
岸優太くんは、自分なりの魅せ方を持っていると思います。歌番組でパフォーマンスしているのを見たときに、独特の“間”を使って表現しているところに色気を感じました。力強さも持っている方なので、「ツキヨミ」のようにワイルドかつセクシーなダンスが似合います。
神宮寺勇太くんは、デビュー時に比べてダンスの表現力がかなり上がっていて、特に「ツキヨミ」で踊りの変化を感じました。永瀬くん同様に踊り方が丁寧でクセがないので、振り起こしの際に、よく参考にしています。彼はどの系統も似合う、幅が広いタイプだと思います。
図に示すとやや偏りがある結果となりましたが、さまざまな経験を重ね、デビュー時のフレッシュで爽やかなイメージから一変し、今では大人の魅力が感じられるダンスに変わってきたのではないでしょうか。
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