てんちむ、「金返せ!」と憤り――ばんばんざい・流那、ちゆうも被害訴える「流出動画あります」商法とは?
人気YouTuberのてんちむ(橋本甜歌)が1月24日、自身の流出動画とされる商品を購入したところ、偽物だったことを報告した。
てんちむは、自身のTwitterで「『著名人の流出動画あります!』みたいな投稿によく私の名前入ってるんで、一体なんの流出動画を持ってんだろうと気になり、サブ垢から『てんちむ希望』と送ってみた」と購入を報告。
2点購入したようで、1つは「私に似てる人のポルノハブ動画」が送られてきたそう。もう1つに関しては「送金したら何も送られずブロックされました」といい、「金返せ!」と憤った。
そんなてんちむの行動力に、ネット上では「詐欺だということが知れて良かった」「被害に遭っているほかのインフルエンサーも、きっと感謝していると思う」と好意的な声が寄せられている。
「この類の映像商品は昔から存在しており、かつては人気女優など芸能人がほとんどでしたが、最近ではYouTuberやインフルエンサーなどの名前を使うケースが増加している模様。大概は偽動画が送られてきたり、何も送られてこなかったりするようです。近年は人工知能(AI)を使ったディープフェイクの技術を悪用し、有名人の顔を合成してこのような動画を作るケースが世界的に増えていて、日本では名誉毀損罪や著作権法違反などの疑いで逮捕される事件も発生しています」(芸能記者)
今月は、てんちむのように被害を訴えるYouTuberやインフルエンサーが相次いでおり、16日には3人組YouTuberグループ・ばんばんざいの流那が「Twitterで騒がれている流出動画について話します。」と題した動画を投稿。
流那は最近、「流那、流出してるってホンマ?」と聞かれる機会が多いといい、実際、SNSでエゴサーチすると、必ず「流那流出」といった情報が引っかかるのだという。
流那は「絶対、流出するようなことしてない」と断言しており、実際に動画を購入したファンからは「流那ちゃんじゃなかった」との報告もあったそう。そのため、ファンに対して「そんなのに騙されて、買わないでください」と注意を促している。
「TikTokで約410万人のフォロワー数を誇るインフルエンサー・ちゆうも24日、自身のYouTubeで同様の被害を報告。実際、橋本環奈ら有名人の名前が並ぶ中に、自身の名前があったことを確認したそうで、動画は1本200円で販売されていた模様。ちゆうは、ファンらが買うことによって販売者が味を占め、『どんどん根絶やしできない』状況に陥ってしまうと危惧し、『関わりを持たないように』と呼びかけています」(同)
多くのYouTuberやインフルエンサーが被害に遭っている同商法。面白半分であっても、くれぐれも購入しないようにしてほしい。