ヘンリー王子、イギリスでの支持率が史上最低値更新! アメリカメディアでも笑いのネタに
これまで上流階級のトップに君臨するアンタッチャブルな王族として憧れられていたのものの、昨年3月に受けたオプラ・ウィンフリーの独占インタビュー以降、「イギリスの奴隷貿易、イギリスと王室にはびこる無意識な人種差別、王族のメンタルヘルス軽視、パパラッチに殺されたダイアナ元妃」をキーワードに、自分たちは被害者だと世間に訴え続けているが、最初は同情していたアメリカ人も、さすがにおなかいっぱいになってきたようで、飽きられ始めているようだ。
また、イギリスでも、2人の好感度は史上最低値を更新。調査機構「ユーガヴ」が、『スペア』発売後2日間にわたり行った世論調査によると、すべての年齢層の68%が王子について「否定的」で、「好意的に思う」のはわずか24%、支持率はマイナス44。また、メーガン夫人を「好意的に思う」人はわずか22%で、「否定的」に捉えている人は68%に上り、支持率もマイナス46という結果に。
ちなみに、アンドリュー王子を「好意的に思う」人は7%、「嫌いな人」は86%で、支持率はマイナス79。支持率的にはヘンリー王子夫妻のほうが上回っているが、未成年への性的虐待で民事訴訟を起こされ、莫大な和解金を支払ったアンドリュー王子を上回るのは、さすがに当然だといえよう。
『スペア』でヘンリー王子から「暴力を振るう冷たい兄」と書かれたウィリアム皇太子の支持率は、9月のプラス75からプラス49に、「メーガン夫人いびりをした」と書かれたキャサリン妃はプラス72からプラス50へと下がっており、ヘンリー王子が兄夫婦のイメージが下がることを望んでいたのだとしたら、その目的は達成されたことになる。
「ヘンリー王子の称号を剥奪すべき」と主張するイギリスのメディアに対して、アメリカのメディアは、『スペア』に性器を表す言葉がたくさん出てくることを笑いネタにし、人気深夜トーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』では、2本のお笑い映像を作りオンエア。
このようにばかにされていること、お騒がせセレブ扱いされていることに、ネット上では「イギリスの恥」「二度とイギリスに帰ってくるな!」などの怒りの声が日を追うごとに増えている。