汚部屋マンションビフォーアフター! 2,000円以内のパーツ交換で大激変&掃除も楽に
中古マンション再生! 連載企画「汚部屋 ビフォーアフター」は、筆者の「新しい実家」です。実家じまいを経て、中古マンションへと住み替えました。築30年分の汚れを自力で清掃&補修しています。カビだらけで暗かった部屋が、明るく変わる様子をお届けします。
写真は、リフォーム後の築30年・中古マンション(以下、新しい実家)です。壁紙とフローリングを替えたので、かなり明るくなりました。ただ、低予算の「部分リフォーム」なので、掃除や補修は自力でカバーします。
今回は、2,000円以内で解決できる「パーツ交換」を紹介。黄ばみや劣化がひどかったパーツを新品にし、キレイな部屋に大激変させます!
キッチンの排水溝回りを交換
最初は、ヌメリや臭いが気になるキッチンの排水溝回りです。
【Before】古いゴミ受けで排水溝がヌメヌメ
30年前のキッチンなので、排水トラップも古い構造。寸胴の深型なので、臭いが出やすい欠点もあり。ゴミ受けが大きくてプラスチック素材なので、お手入れも大変です。
排水口のゴムふた(1)は、ヌメリが出やすく生ごみを隠してしまうので処分。プラスチック製の深いゴミ受け(2)と防臭ワン(3)を新しく交換します。
【After】劣化した「防臭ワン」は650円で購入
排水管からの臭いを抑える「防臭ワン Y型」は、ゴシゴシと洗うと傷が増えて劣化しやすくなってしまいます。写真でも、新品との色の差がすごい……。プラスチック類は、ゴシゴシ洗い禁止です。交換費用は約650円でした。
【After】870円の「ゴミ受け」でお手入れ簡単!
ゴミ受けは、浅型のデザインに変更。交換費用は870円でした。プラスチック製より、ステンレス製、銅製のほうがヌメリがつきにくくなります。もっとお手入れを楽にしたいなら、設備工事「排水トラップまるごと交換」がおすすめ。3万円前後で臭いにくい排水管に変えることが可能!
洗面所の排水栓を交換
洗面所の排水栓も定期的に掃除をしないとヌメリや臭いの原因に。楽に掃除ができるように交換します。
【Before】髪の毛が絡みやすい排水栓
髪の毛が絡みやすい、排水栓(ケレップ)を外して、浅型のゴミ受けと交換しました。ケレップに付ける100均のゴミガードやゴミ受けもありますが、あまりおすすめしません。ホームセンターの水道グッズ売り場の専用品が◎。
【After】洗面台のゴミ受けは378円
SANEI社の「ゴミ受け」378円(税抜)と交換しました。100均のゴミキャッチは軽いので水に浮いてしまいますが、パンチングメタルのスチールは重さがあるので大丈夫。もちろん、ゴミも取りやすくお手入れが簡単です。
特にSANEI社のパンチングメタルは、「ゴミの取れやすさ」が段違い。なお、網目のデザインによって値段が変わります。