どこまで視聴率を伸ばせるか

北川景子月9『女神(テミス)の教室』、第1話視聴率2ケタも……視聴者から賛否両論の「あるセリフ」とは?

2023/01/16 12:00
サイゾーウーマン編集部(@cyzowoman
北川景子月9『女神(テミス)の教室』、第1話視聴率2ケタも……視聴者から賛否両論の「あるセリフ」とは?
月9のブランドを背負う北川景子(C)サイゾーウーマン

 1月9日からスタートした北川景子主演の新月9ドラマ『女神(テミス)の教室 ~リーガル青春白書~』(フジテレビ系)。第1話のあるセリフが、ネット上で注目を集めた。

 同ドラマは、ロースクールに実務家教員として派遣された裁判官・柊木雫(北川)が、周囲の人々と価値観をぶつけ合いながら、法曹界のあり方を問う「リーガル&ロースクールエンターテインメント作品」だ。

 初回放送では、突然、新米教員としてロースクールへ派遣された柊木が、実務の話ではなく、あくまで効率よく司法試験への合格を目指そうとする学生たちの態度にショックを受ける……という内容だった。

「ドラマ後半では、ロースクールの中で“メシア”や“ゴッド”と呼ばれるエース教員・藍井仁(山田裕貴)と共に、学生を交えた模擬裁判を行うことに。この際、DVを受けてきた主婦がアイスピックで夫を殺害してしまったという事案を用いて、柊木が弁護側、藍井が検察側につき、それぞれ担当する学生と準備を行い、模擬裁判で戦いました」(同)

 この模擬裁判の準備の途中、柊木は自身が担当する学生・桐矢純平(前田旺志郎)と外で食事をすることに。柊木が「桐矢くんはさ、好き? 法律の勉強」と尋ねると、桐矢は「法律の勉強に好きとかあるんですか? 皆嫌いでしょ、あんな小難しいつまんない勉強」と返すシーンがあった。


 この発言に対してネット上では、「確かに法律の勉強、嫌いだったな」と勉強経験者と思われる人から共感する声が出た一方、「こういう発言を放送することで、法学部の志願者が減ると困る」など批判的に意見もあり、賛否両論の状況だ。

「昨年1月から3月にかけて同枠で放送された『ミステリと言う勿れ』の平均視聴率は11.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)でしたが、それ以降の月9は平均視聴率2ケタに届かず苦戦しています。くしくもその口火を切ったのはリーガルミステリーで、綾瀬はるか演じる弁護士・剣持麗子が主人公の『元彼の遺言状』でした。とはいえ、このドラマは『女神の教室』と同じリーガルドラマというよりは、謎解きがメインの探偵モノのような展開が大半。その点に、ネット上の視聴者から不満の声が上がっていたという部分はあります」(同)

 なお、『女神の教室』の初回視聴率は10.5%と、前クール『PICU 小児集中治療室』初回よりも0.2ポイントアップ。果たして今後、同枠の復権を果たすだけの人気を獲得することができるのだろうか。

最終更新:2023/01/16 12:00
フジテレビ系ドラマ 女神(テミス)の教室〜リーガル青春白書〜 オリジナルサウンドトラック(仮)
今回がダメでも次のキムタクが何とかしてくれる