映画『東京リベンジャーズ』続編、勢いが落ちそうな2つの理由――「原作最終回がプチ炎上」「アニメ第2期が話題にならず」
DISH//・北村匠海の主演映画『東京リベンジャーズ』(2021年7月公開)の続編となる『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-/-決戦-』(23年4月21日/6月30日公開)の情報が解禁され、新キャストも明らかになった。ネット上ではファンが盛り上がっている一方、「1作目よりヒットしなさそう」ともささやかれている。
同映画は、漫画家・和久井健氏が昨年11月まで「週刊少年マガジン」(講談社)で連載していた『東京卍リベンジャーズ』の実写版。主人公・花垣武道(北村)がタイムリープを繰り返し、“マイキー”こと佐野万次郎(吉沢亮)や“ドラケン”こと龍宮寺堅(山田裕貴)ら暴走族チーム「東京卍會」などと関わりながら未来を変えていくストーリーで、続編映画には原作で人気のキャラクター・場地圭介、羽宮一虎、松野千冬が登場する。
「今回、場地役に永山絢斗、一虎役に村上虹郎、千冬役に高杉真宙が起用されることがわかりました。一部ネット上では事前にキャスティング情報が漏れていたものの、正式発表でキャラのビジュアルが公開されると『最高!』『3人ともハマってる』『期待しかない』などと好意的な書き込みが続出。“実写モノ”ではよく『イメージと違う』といった批判も出がちですが、同映画に関しては全体的に『良い人選』と評価されているようです」(芸能ライター)
なお、1作目の映画は興行収入45億円を記録し、21年の実写作品トップに輝いた。実写映画続編の集客にも期待したいところだが……。
「実は、続編ではその勢いが落ちるのではないかと懸念されています。理由の1つは、原作漫画の最終回が、ネット上で『ひどい終わり方』『打ち切られたのかと思うほど、意味不明な結末だった』などと“プチ炎上”していたこと。2つ目は、アニメ版第2期の視聴手段が激減し、話題性に欠けることです。アニメ版第1期(21年4~9月)は、テレビ東京系で放送されたほか、AmazonプライムビデオやHuluといった複数の配信サービスで視聴できた一方、今月7日にスタートした第2期は地上波放送以外だとディズニープラスで独占配信。ファンから『なんでディズニープラスだけ?』『見られる手段が減ったせいで全然話題になってないよね』という苦言が寄せられています」(同)
そんな中で実写映画続編の情報が解禁されたため、ネット上では「原作の最終回がひどすぎてファン離れが起きてたし、実写映画の興収にも影響ありそう」「俳優さんのファンは見るかもしれないけど作品自体のファンは相当離れてるから、1作目のようなヒットは無理かもね」などと心配されている。公開後、こうした不安を吹き飛ばすほどの大盛況となればいいが、果たして……。