井ノ原快彦は“ジャニーズのヨゴレ仕事”を買って出た? 「新潮」インタビューに見る、ジュリー氏の代弁者としての姿
1月1日配信のニュースサイト「デイリー新潮」に、20th Century・井ノ原快彦のインタビューが掲載された。井ノ原は昨秋、ジャニーズアイランド社長を務めた滝沢秀明氏の退任・退社に伴い、その後を継ぐことになったが、今回のインタビューではその経緯や、近頃のジャニーズ事務所の問題について言及。マスコミ関係者の間では「井ノ原は事務所社長・藤島ジュリー景子氏が矢面に立たなくて済むように立ち回るつもりだろう」(スポーツ紙記者)と指摘されているようだ。
ジャニーズアイランドは、Jr.の育成やプロデュースを担うジャニーズ事務所の子会社。かつてジャニーズアイドルとして活躍した滝沢氏が2018年末をもって芸能界から引退し、19年1月に同社社長に就任した。
「なお、同年7月にジャニーズ創業者のジャニー喜多川氏が亡くなると、姪のジュリー氏が事務所社長に就任。滝沢氏はジャニーズアイランド社長と、ジャニーズ事務所副社長を兼任するようになりました。しかし滝沢氏は昨年10月末、突如ジャニーズを退社。11月1日にそのことが報告され、同時にジャニーズアイランド社長の後任は井ノ原が務めると発表されたのです」(芸能ライター)
そんな中、同月4日にはKing&Prince(以下、キンプリ)からメンバー3人が脱退し、事務所を退所するという発表もあり、業界内外で「ジャニーズに何が起きているのか」と大騒ぎに。12月26日には、ニュースサイト「文春オンライン」が、Jr.内ユニット・IMPACTorsのメンバー全員退所を報道するなど、混乱が続く中での年越しとなった。
そんな状況に鑑みてか、ジャニーズ事務所の企業公式サイトは、今年1月1日、藤島ジュリーK.社長名義で「明日の“私たち”へ。一歩ずつ。」と題した文章をアップ。「『私たちが、社会に提供できる価値とは』『私たちが大切にしてきたものは』 その答えを考え抜き、『変えるもの』と『変えないもの』の軸を強く持つこと。それが今、一番必要なことだと感じています」といった年頭所感を公開した。
「このジュリー氏のコメントは同日の『日経新聞』にも全面広告の形で掲載されましたが、それと連動するかのように、同日、井ノ原が『新潮』に登場。今後の抱負を語ったほか、滝沢氏の後任はジュリー氏から打診されたことや、IMPACTorsの退所は事実であることを明かし、さらには脱退・退所するキンプリの3人にエールも送っていました。一部で報じられている“ジュリー氏に対するタレント側の反発”については『聞いたことはない』と答えています」(前出・スポーツ紙記者)