芸能
まだこんなこと言ってる人いるの?

さだまさし、ももいろクローバーZに“セクハラ発言”――「結婚して」「娘を産んで」の提案から透けて見えること

2023/01/05 11:47
仲宗根由紀子(エンタメライター)
「結婚が遅いと“負け”」というさだ基準が根強く生きる日本に絶望!(C)サイゾーウーマン

 元日に放送されたNHKの恒例番組『2023新春生放送!年の初めはさだまさし』に、4人組グループ・ももいろクローバーZ(以下、ももクロ)が出演。ここでのシンガーソングライター・さだまさしの発言が、「完全にアウト」と物議を醸している。

 同番組は、東京・両国国技館でのカウントダウンコンサートを終えたばかりのさだが、0時20分から約2時間、トークや歌を届ける内容。番組後半、さだが楽曲提供するなど親交の深いももクロが登場すると、さだは「ももクロはいつも元気で裏表がなくて、もう素晴らしい。もう大好きですけどね、この人たちね」とメンバーを絶賛した。

 そして、持ち歌を披露し終えたももクロに対し、さだは「僕はさ、ふと思ったんだけどさ、れにが結婚したじゃない?」と、高城れにが昨年11月に北海道日本ハムファイターズの宇佐見真吾選手と結婚したことに触れつつ、「君たち(高城以外のメンバー)もさ、やがては結婚してほしいわけよ、それぞれね。1人ずつさ、娘を産んでほしいわけよ。ね?」とメンバー全員に娘を出産してほしいと発言。

 さらに、「13年ぐらいたったらさ、娘だけでさ、ももクロの2世グループ作るってのどう? そこから引退していいのよ、君たちは。第2代目を作ってから引退する。これがずっと続くと、君たちは歌舞伎(の襲名)みたいになるから」とメンバーに語り掛けた。

 この提案に対し、佐々木彩夏が「2号作らないと引退できないんだ(笑)」「(ほかのメンバーは2世で)1人だけおばさんだったらツライよね(笑)」と返答すると、さだは「そうだね」とコメント。続けて、さだが「れに、幸せにね。じゃあ、みんなも負けずに頑張れよ」と舞台からはけようとするメンバーに結婚を促すと、玉井詩織は「負けずに……そんなつもりないです(笑)」と明るくツッコんでいた。

 元気なももクロを前に目尻を下げていたさだだが、案の定、ネット上ではさだの発言が「セクハラ」と物議を醸すことに。

 中には、「さださんは“ももクロ2世”が見たいと言っただけで、悪気はない。何が問題なのかわからない」「ももクロ愛があふれてしまっただけ。これで責められたらかわいそう」と擁護する人も見られるが、やはり「これをセクハラってまったく気づいてないのが、やばすぎ」「悪気ないのは当たり前。NHKに出る芸能人として感覚をアップデートしないとダメでしょ」とドン引きする人も少なくないようだ。

「ももクロは笑顔で対応していましたが、突然『結婚してほしい』『娘を産んでほしい』と言われ、若干引いているようにも見えました。さだの発言は、端々から『女性は結婚して子どもを産むもの』『結婚が遅いと負け』『アイドルは若くなくなったら引退』といった固定観念が透けて見えるため、非常に残念です」(芸能記者)

アクセスランキング

今週のTLコミックベスト5

  1. 幼馴染は一卵性の獣~スパダリ双子とトロトロ3人生活~
  2. 今宵あなたとひたむき淫ら
  3. 水着をズラした彼のアソコは超XL~更衣室で肉食獣みたいに攻められ乱れて入ります!?~
  4. ニセモノの恋なので溺愛はいりません
  5. アソコのサイズが見えるようになったのですが!?~通常サイズがほとんどなのに会社の隣の彼がXL!?~
提供:ラブチュコラ
オススメ記事
サイゾーウーマンとは
会社概要
個人情報保護方針
採用情報
月別記事一覧
著者一覧
記事・広告へのお問い合わせ
プレスリリース掲載について
株式会社サイゾー運営サイト