エリザベス女王崩御に、ヘンリー王子&メ―ガン夫人の王室批判――2022年の英国王室を振り返る15のトピック
エリザベス女王の誕生日を祝うパレード「トゥルーピング・ザ・カラー」の先頭馬車で、パレードデビューを果たしたウィリアム王子夫妻の子どもたち。向かい席に座ったカミラ夫人とキャサリン妃が見守る中、笑顔で観衆に手を振り、立派に公務をこなした。
シャーロット王女はルイ王子に手を振るタイミングを教えたり、プラチナ・ジュビリーでも行事に飽きて落ち着きがなくなるルイ王子を制するなど、世話焼きっぷりを発揮。女王の葬儀ではジョージ王子にお辞儀をするタイミングを教えており、頼もしい存在だと称賛された。王女は8月にコモンウェルスゲーム(英連邦競技大会)を、ジョージ王子はウィンブルドンのファイナルをそれぞれ両親と観戦するなど、表に出る機会が増えておりファンを喜ばせている。
エリザベス女王崩御 9月8日
女王が滞在中のスコットランド・バルモラル城で96歳の生涯を終えた。亡くなる2日前まで公務を行い、誓い通り最後まで国民に奉仕した。2021年4月に73年以上連れ添った夫のフィリップ殿下を亡くしてから、体調が悪くなったと伝えられていた。骨髄がんだったという情報もあるが、死亡診断書の死因は老衰。
ひつぎはエディンナラ市内のセント・ジャイルズ大聖堂に移動して24時間安置された後、ロンドンのウェストミンスターホールに14日から19日まで安置。多くの一般市民が弔問に訪れた。国葬は19日にウェストミンスター寺院で厳かに執り行われ、その後、両親と夫が眠るセント・ジョージ礼拝堂に埋葬された。
エリザベス女王崩御後も休みなく公務を行う王族たち 9月8〜19日
女王の死を受けて国王に即位したチャールズ3世。最愛の母の死に打ちひしがれながらハードスケジュールをこなさねばらなず、署名する際に置かれたペンの位置にイラついたり、日付を間違えて記入したことを指摘されブチ切れ。また、ペンからインクが漏れて「もう嫌だ!」と漏らしたことも。スコットランド訪問中、町民から「念のために」とペンをプレゼントされた国王が苦笑する映像も流出した。
また、弔問のためバッキンガム宮殿前に集まった人々の前に、ウィリアム皇太子夫妻とヘンリー王子夫妻の4人が揃って現れ、久しぶりの「ファブ4」だと話題にもなった。他の王族も、悲しみの中、粛々と国葬に向けた公務を行った。