サイゾーウーマン男性アイドルSTARTO(旧ジャニーズ)弁護士が語る、公取への働きかけの是非 男性アイドル [インタビュー後編] 弁護士が語る、King&Prince・平野紫耀らをめぐる公取への働きかけの是非――「臆測を真実かのように申告すると罪になる場合も」 2023/01/04 18:00 サイゾーウーマン編集部 インタビューKing&Prince King&Princeファンの公取委への働きかけ、注意点は“情報の確実性” 『清く楽しく美しい推し活~推しから愛される術』(東京法令出版) ――今回のように、ファンが公取へ働きかけることについて、河西先生のご意見をお聞かせください。 河西 現状、ジャニーズ側が事務所を辞める3名に対して圧力をかけているようには思えませんし、「優越的地位の濫用」に抵触するとは言い切れないでしょう。ただ、最終的にその判断をするのは公取ですし、“情報を提供する”というファンの行動は、間違ってはいません。そういった事例や事案報告の量や内容次第で、捜査対象に値するかどうかが決まるわけですから。 気を付けていただきたいのは、“情報に確実性があるか”という点。事実かどうか確認できないことや、臆測を真実かのように申告することは、偽計業務妨害罪に該当する場合がありますし、かえって事務所側がタレントへの投資やマネジメントに消極的になり、結果的にビジネスそのものが縮小する可能性もあります。ファンが“推しのためになにかをしたい”という気持ちはよくわかりますから、まずは慎重に情報を見極めてほしいですね。 ■河西邦剛(かさい・くにたか) レイ法律事務所の統括パートナー弁護士。数多くの芸能訴訟や事件の代理人を務める。主要取扱い分野は芸能トラブル、エンターテインメント、メディア対応、インターネットトラブル、知的財産分野。テレビ、新聞、ネット等の幅広いメディアから取材を受ける。アイドルグループや舞台のプロデュース実績も。 レイ法律相談事務所公式サイト https://rei-law.com/ 【ジャニーズファン必読】チケット転売の違法性を弁護士が解説! 「座席をめぐる会場内取引も、規制の対象」に? 2022年は激動の1年だったジャニーズ事務所。10月28日にTravis Japanが全世界デビューを果たすといううれしいニュースがあった一方、事務所の副社長で子...サイゾーウーマン2023.01.03 前のページ12 サイゾーウーマン編集部 芸能・ジャニーズ・美容・暮らし・カルチャーなど、さまざまな情報を独自の切り口で発信するニュースサイト X:@CyzowomanC Instagram:@cyzowoman オンナを刺激するニュースブログ[サイゾーウーマン] 最終更新:2023/01/04 18:00 楽天 清く楽しく美しい推し活〜推しから愛される術〜 ジャニオタにはぜひ読んでいただきたい一冊 関連記事 『カウコン』チケットが「60万円」で出品、King&Princeファンは憤慨! ジャニーズは不正転売対策講じるも、高額取引やまずジャニーズ事務所、ファンクラブやチケットアプリの“規約”に不満続出!ジャニーズ事務所、チケット申し込み「2枚まで」に変更か? ファン戦々恐々King&Princeファンの“ジャニーズ事務所批判”の燃料に! 鈴木おさむ氏「SMAP解散騒動の舞台裏」小説の波紋King&Prince・永瀬廉、神宮寺勇太の“好きなところ”を告白! 「疲れた顔ひとつ見せねえんだよ」 次の記事 Kep1erとLE SSERAFIM、人気なのはどっち? >