宮迫博之、『BreakingDown』の“パクり大会”でお笑い界に風穴? 懸念点は「古巣・吉本と競合必至」
なお、宮迫が19年まで所属していた吉本興業は、03年から「高校生お笑いNo.1」を決める全国大会『ハイスクールマンザイ』(03~08年は『M-1甲子園』)を毎年開催。過去の優勝者には、現在の霜降り明星・粗品や、レインボー・池田直人らがいるが、12年度の第4回大会を境に地上波放送からBSスカパー!に放送局が移ってしまったこともあってか、正直『M-1グランプリ』のような盛り上がりはない。
「DJ社長はお笑い版『BreakingDown』を目指しているようで、今回の配信で『3回目(の開催)くらいからバズればいいな』と語っています。ちなみに、宮迫の息子・藤井陸が結成したお笑いコンビ“フライドポテト”は、18年度『ハイスクールマンザイ』で関東地区代表にまでなりましたが、お笑い事務所・K-PROに所属する現在は細々とお笑い活動をしている状況。宮迫は、そんな息子の姿を見ていることもあって、“くすぶっている若い芸人を世に出してあげたい”という気持ちが湧いたのかもしれません」(同)
ただ、宮迫と古巣・吉本興業の関係においては、懸念点も……。
「高校生限定のお笑い大会となると、やはり『ハイスクールマンザイ』と競合してしまう可能性が高いため、主催する吉本からよく思われないのは確かでしょう。もし、宮迫の大会のほうがネットで大バズリした場合、『ハイスクールマンザイ』の存在価値が急落する可能性が高いですからね。“闇営業騒動”がきっかけで吉本を辞めて以降、吉本と微妙な間柄の宮迫ですが、さらに関係が悪化する可能性も否めません」(同)
いまだにテレビでもてはやされることが“成功”というイメージが強いお笑い界。YouTubeを主戦場とするRepezen Foxxと宮迫は、そんな風潮に風穴を開けられるだろうか。