芸能
2022年秋ドラマ、ワースト&ベスト

岡田将生『ザ・トラベルナース』がトップ! 本田翼『君の花になる』はワースト2、『科捜研の女』沢口靖子降板か?【10月期視聴率ランク】

2022/12/27 16:01
仲宗根由紀子(エンタメライター)
大門未知子にはかなわない?(C)サイゾーウーマン

 2022年10月期の連続ドラマ(民放4局、午後8~10時台)が続々と最終回を迎え、視聴率ランキングのトップに立ったのは、全話世帯平均で12.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録した岡田将生主演の木曜ドラマ『ザ・トラベルナース』(テレビ朝日)だった。

※以下、一部ネタバレを含みます。

 同作は、同枠で放送されてきた米倉涼子主演『ドクターX ~外科医・大門未知子~』シリーズの中園ミホ氏が脚本を手掛ける医療ドラマで、フリーランスの看護師・那須田歩(岡田)が、赴任先の病院で伝説の看護師・九鬼静(中井貴一)とバディを組み、医療現場を改革していく痛快ストーリー。

 単話での自己最高は最終回の12.9%、自己最低は第2話の11.1%と、全話2ケタをキープした。

 今後のシリーズ化は既定路線とみられる同作だが、一方で「作風がそっくり」といわれる『ドクターX』より、視聴率は低い水準である。19年10月期の『ドクターX』第6期の全話平均は18.5%、昨年10月期の第7期は16.5%だっただけに、『ドクターX』の人気には及ばないと感じた視聴者もいたようだ。

山崎賢人『アトムの童』は「内容が薄っぺらい」?

 2位は、山崎賢人主演の日曜劇場『アトムの童』(TBS系)が全話平均9.6%でランクイン。初回は8.9%だったが、日曜劇場のここ20年を振り返っても8%台以下でスタートしたドラマはなく、期待値の低さがうかがえた。

 しかし、第2話で10.6%まで上昇するなど、全9回中3回2ケタを記録。若き天才ゲーム開発者が倒産危機の老舗玩具メーカーと手を組み、ゲーム業界の大資本企業に立ち向かう物語だが、ネット上では「ラストがハッピーエンドで良かった」「最後まで楽しく見れた」という感想がある一方で、「内容が薄っぺらい」「ゲーム好きには物足りない」など、ストーリーへの不満も目立つ作品だった。

沢口靖子『科捜研の女』、最終回の“サブタイトル”に古参ファン安堵のワケ

 3位は、沢口靖子演じる榊マリコが主人公の『科捜研の女 2022』(テレビ朝日系)で、全話平均9.0%。単話で2ケタを記録したのは初回のみで、その後は1ケタが続いてしまった。

 今シーズンからスタイリッシュなシリアス路線にリニューアルされ、ネット上で「ミステリアスなBGMや演出がかっこいい!」「以前の温かみのある作風がよかった」と賛否を読んだ同作。ただ、「目撃者が猿で、凶器が亀だった」第5話や、「乗馬ファームの馬に犯人を面通しさせた」第7話といった“謎の動物推し”が見られたこと、また、最終回のサブタイトルが「-50℃冷凍マリコ!!」だったことから、「以前のノリを忘れてない」と安堵した古参ファンもいたようだ。

 ただ、今月14日発売の「週刊女性」(主婦と生活社)は、沢口が今シーズンをもって卒業するのではないかと報道。ネット上では、マリコファンから悲痛の叫びが上がっているが、果たして……。

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