「笑顔」の清原和博と「6回目逮捕」の田中聖――元女囚が考える“更生と家族”
覚醒剤の使用や密売などで逮捕起訴され、通算12年を塀の中で過ごした後、その経験を基にさまざまな活動を続ける中野瑠美さんが、女子刑務所の実態を語る「知られざる女子刑務所ライフ」シリーズ。
清原和博さんの「ええお顔」、クスリをやめると激痩せや激太りをすることも
皆さん、見ましたか? 清原和博さんの「ギャルピース写真」。中日ドラゴンズ2軍の小田幸平バッテリーコーチのインスタグラムに掲載された、小田コーチとのツーショットです。かわいすぎますよね。それに少しスリムになってるし、瑠美はめっちゃほれ直しましたよ。
スッキリとした「ええお顔」です。これは社会に順応できている証拠です。瑠美も経験ありますが、クスリ(違法薬物)をやめてしばらくは体がしんどくて、激痩せや激太りをすることもあります。清原さんも一時めちゃ丸かったけど(笑)、神経も整ってきてるんでしょう。この調子で頑張ってほしいです。
小田コーチは巨人時代の同僚で、ずっと仲良しらしいです。キヨがパクられた(逮捕された)時にも自分の本(著書)を差し入れてるんですね。本はこうゆう時にも役に立つんやなと感心しました。瑠美も本出しといてよかった(笑)。
このツーショットは11月30日公開で、キヨはその2日前の28日に、薬物治療の病院に行ったことをTwitterにアップしてましたね。半年ぶりの投稿で、前妻の亜希さんの新刊『家 ごはんと野球』(CCCメディアハウス)についても書いてます。息子さんのインタビューも載ってるから、「怖くてなかなか読めない」そうです。
その気持ち、とてもよくわかります。怖いちゅうか、ご家族に対する「申し訳なさ」ですよね、きっと。でも家族関係は、ええ方向に行ってます絶対。
元KAT-TUN・田中聖さんは、6回目の逮捕――覚醒剤の被害者は家族や友達
家族とか守るものがあってもクスリに走ることは、ようあります。清原さんも瑠美もそうでしたし、元KAT-TUNの田中聖さんの逮捕は早くも6回目になりました。6回目はまさかの恐喝容疑です。
ちなみに「元KAT-TUN」は、「もうつけないほうがええ説」がありますが、「被害者なき犯罪」といわれる覚醒剤の被害者は、家族とか友達とか「周囲の人」やから。そこをわかっていただきたいので、あえてつけてます。田中さんのご家族は温かく支えているようですから、いつか更生できる日が来ると思います。
田中さんは、11月29日の公判で「クスリを使うことで、家族や自分について深く考えたことはなかった」と言うたそうですが、恐喝についても調べると検察が言って、結審しませんでした。閉廷後に千葉市の下総(しもふさ)精神医療センターに向かうところで再逮捕、新幹線で京都に移送されてます。被害者が京都在住で、京都府警が逮捕状を取ったからですね。12月13日に予定されてた判決も延期です。
起訴事実がホンマなら、再逮捕も身から出たサビなわけですが、まあでも本人はガックリきてますね。保釈中やからまだええですが、勾留中ならマジ死にたくなります。