元KAT-TUN・田口淳之介、破局と復縁を繰り返す小嶺麗奈との関係と不思議な言動
そして田口淳之介と小嶺麗奈が付き合い出したとされる15年前の07年、芸能マスコミを震撼させたのがこの男・羽賀研二だ。この年、未公開株に関連し、詐欺・恐喝で逮捕された羽賀だが、その後実刑判決が確定。さらに釈放後の17年にも不動産の名義を妻に移し財産を隠したとして強制執行妨害で逮捕されるという事件を起こした“お騒がせ男”である。そんな羽賀が昨年9月に刑期を終え出所、そして「週刊女性」が単独インタビューの3頁特集を掲載している。
「週女」はこれまでもお騒がせ芸能人――最近は、いしだ壱成をさかんに取材し、その前の18年頃はトラブル続きの泰葉を独走状態でインタビューしたりしていた――に対する直撃やらインタビューに定評があるが、今度は羽賀研二という“鉱脈”を見つけたのか、その肉声を伝えている。しかし、やはりというべきか羽賀の口から出る言葉はけっこうひどい。
まずは、逮捕された2つの事件について、羽賀は今でも冤罪だと思っているらしい。単に“先輩”や“弁護士”を信用し、その言葉に従っただけだ、と。全部、人のせいだと主張したいらしい。そして社会に対する認識も大甘だ。当初、芸能界にも簡単に戻れると思っていたらしい。しかし現実は違ったことに対してこんな感想を話す。
「世の中も10年、20年前に比べて、コンプライアンス的なことが厳しくなっていますよね。罪を犯したという過去が、こんなにも大きな壁になっていることを改めて痛感しました」
甘い。大甘だ。そして心配だ。沖縄で人材派遣会社を起業し、一方で芸能活動も模索しているという羽賀だが、早速、映画出演のオファーがあったという。その映画はNHK党の立花孝志党首の半生を描く作品――。心配すぎる!
そして芸能界ではなく堅実な世界で働くべきでは? とのインタビュアーの問いには、こう答えるのだ。
「僕は芸能界でいただいていた仕事に、自分がしたことでドロを塗ってしまいました。そのドロを洗い流さなくてはいけないと思っているんです」
そんなことを言いながら、しかし過去の栄光(梅宮アンナとの恋愛、『笑っていいとも!』の出演歴、大地真央や鳳蘭との共演歴)をチラつかせなるなど、自己顕示欲、アピールを隠そうともしない。相変わらずである(笑)。
しかし「週女」もすごい。羽賀の言い分を、こうして無批判に垂れ流すのはどうかとも思うが、一方でそのままの肉声を掲載するからこそ、羽賀の“本性”も丸わかりになるということ。“お騒がせ芸能人の本音インタビュー”は「週女」の真骨頂かも(笑)。
渡辺徹氏の死と一家の軌跡
突然の訃報に驚いた。俳優の渡辺徹氏が敗血症で急逝した。61歳。若すぎる。そして12月5日に行われた妻・榊原郁恵と長男・裕太の会見。笑いとともに涙が出た。すごすぎる芸能一家だ。そんな渡辺一家の大黒柱の死と軌跡を「女性自身」「週刊女性」ともに特集している。病気に苦しみながらも笑いに満ちた渡辺徹氏の死を悼みたい。