NMB48・渋谷凪咲、新木優子……業界内で“失速した”とウワサされるタレントたち
芸能人には“旬”というものがある。「今、キテいる」という意味だ。しかし旬であり続けることは、本人はもちろん、事務所もコントロールできない。
今回、“旬”といわれていたものの、ここ最近、勢いが失速したとウワサされるアイドル、芸人、女優についてテレビ業界人に聞いてみた。
「NMB48・渋谷凪咲は、大喜利にめっぽう強いアイドルです。ただ、その武器に比べてトークのインパクトの弱さが目立ってきました。またネット上では、露骨なあざとさが『イラつく』『嫌い』といった意見も。同じ時期にブレークした王林のほうが、番組では重宝されているように感じます」(業界関係者)
お笑い芸人界では、個性的なアートで話題になった野性爆弾・くっきー!が顕著だという。
「独特の感性でブームを巻き起こしたくっきー!ですが、ワイドショーといったテレビ番組で真面目なコメントを求められても、結局は笑いに走ってしまう。キャラの幅が狭いので、一時期より露出が少なくなっています。これは、ゆりやんレトリィバァにも言えることですね。あとは、おいでやす小田とこがけんのコンビも、最初はピン芸人同士のユニットとして珍しがられましたが、それ以上の新展開はなく、使い勝手がいいといえるポジションにはいません」(同)
また女優では、新木優子が失速しており、“主演の格ではない”と評価されるようになっているのだとか。新木は2017年放送の『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-3rd season』(フジテレビ系)で脚光を浴びると、徐々に知名度を上げていき、19年には『モトカレマニア』(同)で高良健吾とダブル主演。ただ、視聴率はいまいち振るわなかった。
「今年9月まで放送されていた『六本木クラス』(テレビ朝日系)ではヒロインの1人を演じましたが、注目を集めたのはもう1人のヒロインだった平手友梨奈。新木は本田翼のようにトークが際立って得意というわけでもなく、“バラエティ女優”路線は厳しいでしょう。知名度は申し分ないものの、ここのところ存在感が薄くなりつつあります」(同)
所属事務所が“ゴリ押し”すれば、タレントの“人気”はある程度作ることができる。ただ、そこから安定的な地位を獲得するのか消えていくのかは、本人の実力は当然のこととして、結局は運次第のようだ。