『ベスア』関ジャニ∞の“ド派手演出”煽るも「微妙」「しょぼすぎる」――乃木坂46・齋藤飛鳥へのサプライズも不発!?
ジャニーズの人気グループ・関ジャニ∞が、12月3日に放送された大型音楽特番『日テレ系音楽の祭典 ベストアーティスト2022』(日本テレビ系)に出演。バンドスタイルの持ち歌「愛でした。」を披露したが、番組側が用意した“番組史上最大”の演出が物議を醸している。
関ジャニ∞のパフォーマンス直前、司会進行の羽鳥慎一が「今回、関ジャニ∞の皆さんに披露していただくのは、ド派手ステージ」と紹介したほか、ナレーションでも「関ジャニ∞CDデビュー18周年を祝して、ベストアーティスト史上最大2,000個の風船が会場に降り注ぐ! バンドと風船のコラボ、一体どんなステージになるのか!?」と煽り文句を連発。
このほかにも「番組史上最大! 風船」とのテロップが表示されたり、総合司会の嵐・櫻井翔が「カラフル風船の幻想的な世界にご注目ください」と“歌振り”をするなど、ド派手な演出が見どころであると繰り返し強調されていた。
「実際、曲中には、風船が段階的にメンバーの頭上から落ちてきました。ただ、風船の量を強調するためか、カメラがスタジオ全体を映す“引きの画(え)”が多く、一部ファンからは『風船はいいから、メンバーの表情を映してほしい』と苦情も出ていました」(芸能記者)
ネット上では「関ジャニ∞と風船の愛称、抜群!」「『愛でした。』の風船演出、最高だな」などと喜ぶファンもいたが、一方で「あの量の風船はいらん。しょぼすぎる」「関ジャニ∞の風船、もうちょっとなんとかならなかったの? スタジオの床が見えまくってたけど……」「思ったのと違う。風船の量が微妙すぎる」といったネガティブな声が相次いでしまった。
「“ド派手ステージ”と予告していたものの、カメラが引きすぎた上に、横からではなく上空から撮る画が多かったせいで、風船の落ちていない床ばかりが目立ってしまった印象。ネット上では、プロ野球の球団マスコットとコラボしたKAT-TUNのステージのほうが『よほどド派手だった』との指摘もあるようです。また、風船への煽りがしつこかったため、『風船が気になって歌が入ってこなかった』と漏らす視聴者もおり、メンバーに同情的なムードが漂っています」(同)
同放送では、関ジャニ∞より先に登場した乃木坂46の演出も物議を醸していた。放送では、グループ卒業を控える齋藤飛鳥に対し、本人には内緒で「3つのサプライズ」を仕掛けると予告。しかし、テロップのミスにより、サプライズの1つが視聴者に伝わらない状況が発生し、ネット上では「サプライズ、あと1つは何?」と困惑する声が相次いだ。
「以前から特殊な演出をウリにしている同番組ですが、時に不評を買うことも。今回の乃木坂46のパフォーマンスでは、齋藤に対し、ほかのメンバーが手書きのメッセージボードを見せる“お涙頂戴演出”や、曲の後半で“特大クラッカー”が鳴るサプライズがありましたが、これが賛否を呼んでいて、『せっかくフルメンバーだったのに最悪。普通にやってくれ』『ファンも冷めるし、付き合わされるメンバーもかわいそう』といった否定的な声も少なくありません。また、2020年には日向坂46のパフォーマンス中にお笑いトリオ・3時のヒロインがサプライズコラボを実施。3時のヒロインがメインカメラを独占するなどしたため、ファンから批判が続出していました」(同)
過剰な煽りさえなければ、高く評価されてもおかしくなかった関ジャニ∞の“風船演出”。今後もこういった事態が繰り返されれば、番組の信用を失いそうだが……。