山崎賢人『アトムの童』第7話、なぜかKing & Princeファンから“悲痛な叫び”が上がったワケ
11月27日に山崎賢人主演のドラマ『アトムの童』(TBS系)第7話が放送され、そのストーリー展開に、ネット上では、King& Prince(以下、キンプリ)のファンから多くの反響が寄せられた。
若き天才ゲーム開発者・安積那由他(山崎)が、老舗玩具メーカー・アトム玩具とタッグを組み、宿敵であるゲーム業界大資本企業・SAGASに立ち向かう姿を描いた同ドラマ。
※本記事は『アトムの童』第7話のネタバレを含みます。
前回から4年の月日が流れ、那由他たちはアトム玩具の後継会社「アトムの童」を立ち上げ、順調な日々を送っていた。そんな中、那由他と、彼とコンビを組んでゲーム開発を行っていた菅生隼人(松下洸平)が、ゲームクリエイターの交流会で出会ったティム(モクタール)から、「シアトルにある自分の会社で一緒に働こう」と誘われ、隼人だけ応じる……というのが第7話の内容だった。
「誘いを受けた当初は、那由他も隼人も乗り気になっていましたが、投資会社に株式を買収され、窮地に追い込まれたSAGASの興津晃彦(オダギリジョー)が『アトムの童』にやって来たことで事態が急変。SAGASがアトム玩具から奪った人工関節技術“アトムロイド”が、海外に流出する危機に瀕していることを告げ、その返却を条件に、那由他たちに協力を求めたんです」(芸能ライター)
那由他はSAGASに協力することを決心するも、隼人は「犠牲になるな」と反対。結局、隼人はスカウトされたシアトルの会社に、安積はSAGASにと、別々の道を歩むこととなった。
「この展開にネット上の視聴者からは『切ない』『ずっと2人でやってほしかった』といった声が噴出したのですが、キンプリのファンと思われる人たちからは『キンプリの状況と重ねて涙が出た』『キンプリも、裏ではこんな感じだったのかな』と悲痛な叫びも上がりました。ちなみに、このドラマにキンプリメンバーは出演していません」(同)
キンプリといえば、11月4日に平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人が来年5月に脱退することが発表された。平野と神宮寺は同時に、岸は秋にジャニーズ事務所からも退所する。
この時、キンプリからの報告文に「時間をかけて本音で話し合った結果、大切にしていることは同じでも、海外での活動をはじめとして、それぞれの目指したい方向が異なることもわかりました」という記述があったことから、方向性の違いでコンビを解消した那由他と隼人に、キンプリメンバーの姿を重ねるファンが多かったようだ。
なお、12月4日に放送される『アトムの童』第8話では、興津の元でゲーム開発に励む那由他が、期日を前に行き詰まる……という展開が描かれるようだ。那由他はその壁を乗り越えられるのか、隼人と合流する未来はあるのか、注目したい。