King&Princeに続く“危ないグループ”はスノスト、キスマイか……一方で“最も安泰”なジャニーズは?
副社長を務めた滝沢秀明氏の電撃退社、King&Princeメンバー3人の離脱発表と、激震が続くジャニーズ事務所。12月1日発売の「週刊文春」(文藝春秋)では、業界内でキンプリの次に“危ない”とうわさされる複数のグループ名を挙げているが、マスコミ関係者の間では「長年“解散危機”といわれてきたKinKi Kidsの2人から、このタイミングで意外な発言が飛び出した」(スポーツ紙記者)と注目を集めている。
ジャニーズ事務所は11月1日、事務所副社長と関連会社であるジャニーズアイランドの社長を兼任してきた滝沢氏の退社を報告。その3日後の同4日には、King&Princeの岸優太、平野紫耀、神宮寺勇太が来年グループから脱退し、事務所も離れると発表した。当然、ネット上のジャニーズファンは大混乱。週刊誌を中心に、一連の経緯や騒動の“裏側”を伝える記事が続出している状況だ。
「今月1日発売の『文春』は、Snow Man、SixTONES、Sexy Zone、Hey!Say!JUMP、Kis-My-Ft2について、解散やメンバー退所の発表があってもおかしくない……と報じています。このところ、ほかのメディアも同様の記事を乱発しており、やはり同じようなグループの名前が出ているので、ファンとしては気が気でないでしょう」(芸能ライター)
一方、ベテラン勢の中にも、以前から解散の可能性を取り沙汰されているユニットが存在する。
「一昔前から『解散間近』と言われ続けてきたのはKinKi Kidsです。彼らはV6と並ぶ平成前期デビューの人気ユニットで、どちらも常に解散説がつきまとっていました」(前出・スポーツ紙記者)
結局、V6は昨年11月に解散。マスコミ界隈では、KinKi Kidsも「いよいよ危うい」と見られていたようだ。
「堂本光一と堂本剛からなるKinKi Kidsは、テレビ出演時やインタビューなどでは関西人特有の“阿吽の呼吸”で調子を合わせるので、世間的には仲が良いように見えるでしょう。しかし、2人の間に溝があることは、ジャニーズ内でも有名な話。当然、マスコミ関係者の間でも知られていただけに、『今のデビュー組で最も解散に近い』と思われていました」(テレビ局関係者)
今年はKinKi Kidsにとって、デビュー25周年という節目のタイミング。ジャニーズの激震が続いている今こそ、ついに解散発表か……と思いきや、11月28日放送の音楽番組『CDTVライブ!ライブ!2時間スペシャル』(TBS系)に出演した2人は、意外なトークを展開した。
「剛は『2人でかなえたいことも、まだかなえられてない』『歌を歌う、楽曲を作るということは、ジャニーさん(事務所創業者で19年7月に死去したジャニー喜多川氏)が作ってくれた道なんで、これは続けなきゃいけなくて』とコメント。光一も『20周年の時は、剛くんが耳の調子を悪くしたというのもあって、2人でやれる機会が少なかった』『(25周年は)かけがえのない時間になるんじゃないかなと思います』と語り、2人はかつてないほどユニット活動に前向きな姿勢を見せました。こうした発言を踏まえると、離脱者続出で揺れるジャニーズで、今最も安泰なのはKinKi Kidsなのかもしれません」(同)
同番組で、剛は「後輩くんたちにも、『KinKiがこれできてるなら、これできるやん』(と、)そういうふうに思ってもらえるように」とも語っていた。さまざまな報道通り、解散や退所を検討中の後輩ジャニーズがいるのであれば、KinKi Kidsの言葉や姿を胸に、いったん思い留まってほしいものだが……。