2代目「ニャンちゅう」のイケメン声優・羽多野渉、「悪いうわさ一切なし」も事務所に唯一の“懸念点”
大役を任されることになった羽多野の“評判”を、業界関係者は以下のように語る。
「素行に問題のある声優は多数存在しますが、羽多野については、酒癖や女癖が悪いといったネガティブなうわさは一切聞いたことがありません。声優業界は狭いので、同世代のタレント同士で交際に発展するケースも多く、同じ業界内に元恋人が何人もいるというタレントは複数いますが、羽多野は18年4月に結婚した声優・橋本まい一筋だったとか」(同)
また、羽多野は芝居に対しても「真っ直ぐで誠実」(同)だという。
「彼の演技には実直な性格がそのまま表れています。あらゆるキャラクターを演じ分けられるような器用なタイプではありませんが、役にハマればドンピシャな芝居を見せてくれます。羽多野はその端正なルックスから実年齢よりも若く見えますが、彼ももう40歳ですし、そろそろ声優として“次のステップ”を意識しはじめる頃合い。だからこそ、ニャンちゅうのように昔から愛され続けているキャラクターを引き継ぐことは、今後、表現の幅を広げるためにも良い機会になるのでは」(同)
なお、津久井と羽多野は事務所の先輩・後輩という間柄。所属する81プロデュースは大手声優事務所の一つで、老若男女、幅広いタレントを抱えている。古くは三木眞一郎、現在では羽多野のほかに江口拓也、西山宏太朗など、いわゆる“イケメン声優”を多く抱えている多い印象も強い。
「中尾隆聖や関俊彦など、ベテラン声優が現役で活躍していますし、若手も彼らの活躍を見て育っています。面倒見の良いマネジャーが多いところも、同事務所の強みですね。特に品行方正な羽多野や西山らは、おそらくマネジャーによる教育がよく行き届いているのでしょう。江口は過去にリベンジポルノがSNS流出し、ネット上で大炎上したこともありますが、現在は、第2期が放送中のアニメ『SPY×FAMILY』(テレビ東京系)のロイド役で大ブレーク中です。それも事務所とマネジャーのサポートがあったからでは」(同)
同社は音響制作会社やスタジオを所有しているほか、養成所を経営している点も強みの一つ。“唯一の懸念点”は、「カリスマ性のある創業者・南沢道義氏の力でここまで大きくなった。今後、南沢氏のように会社を牽引できる人物がいるのかどうか」(同)だという。
羽多野をはじめ、所属タレントたちの活躍ぶりを見守りつつ、事務所の動向にも注目したいところだ。