『日曜日の初耳学』戸田恵梨香、老後の生活が不安? 「どうやってお金貯めとこう……」
11月20日に放送された『日曜日の初耳学』(TBS系)に女優・戸田恵梨香がゲスト出演。“老後”に関する発言がネット上で注目を浴びた。
戸田が登場したのは、番組MCの林修がさまざまなジャンルの“カリスマ”にインタビューをする「インタビュアー 林修」という企画。過去には戸田の夫である俳優・松坂桃李も出演している。
「インタビューで戸田は、高校に進学せず女優活動に専念したものの、役者としての能力の問題に直面し悩んだ時期があったことなどを告白。さらに、主演ドラマ『SPEC 〜警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿〜』(TBS系)の監督を務めた堤幸彦氏がVTR出演し、彼女の演技力について『こちらのあらゆる要求に、ほぼほぼ120%以上で応えてくれる』と絶賛していました」(芸能ライター)
インタビュー終盤には、現在34歳の戸田に対して、林が「40、50(代)と、何かこういうことしてみたい、あるいはこうなりたいという、そういう展望はおありなんですかね?」と質問。これに対して、戸田は「ないですね」と即答し、「今まで仕事でも結構無理してやってきたところってすごくあったから、自分の思うままに生きていきたいな、ってすごい思うようになったんです」と、現在の人生観を語った。一方で、将来の不安を吐露する場面も。
「戸田は『老後のことを考えるんですよ。逆にどうやってお金貯めとこうかなって』と明かし、その理由については『日本の芸能界って、若い人が活躍する場ってたくさんありますけど、年と共に(出演作の)本数が減っていくので。私も覚悟しなきゃなっていうのはすごい思ってて』『老後どうやって安心して、安定した家庭を保てるかなって……』と笑いながら答えていました」(同)
この戸田の発言に、ネット上では、「30代で老後のことを考えてるとは、しっかりしてる」「30代女性のリアルって感じがする」と肯定的に捉える声が多い一方で、「戸田恵梨香クラスなら老後の心配する必要なくない?」「松坂桃李と戸田恵梨香の夫婦が老後の資金で困るなら、日本はもう終わりでしょ」といったツッコミも。
戸田が具体的にどのような老後の暮らしを理想としているのかまではわからないが、年齢と共に役が限られているいくという点に不満を感じている女優もいるようだ。
「元グラビアアイドルで、現在はタレント・女優として活動するMEGUMIは、10月28日にネットニュースサイト『オリコンニュース』で公開されたインタビュー記事の中で、『日本では、年を重ねていくとどうしても役が減ってきて、主人公のお母さんばっかりになっちゃうんですよね』と不満に近い不安を告白。自身が『ワクワクする役や場所を作れればいいな』という思いから、ドラマや映画の企画・プロデュースを手掛けるようになったと語っていました」(同)
こと日本の芸能界においては若い女優に主要な役が集中する傾向があることも確か。女優たちも、こうした潮流の中で、さまざまな葛藤や苦労を抱えているようだ。