芸能
恋愛禁止を撤廃しても交際報道でファンは減るという現実
AKB48の「恋愛禁止」は「本気でアイドルをやっていたら恋愛する暇ない」が真意? ジャニーズも同様の見解か
2022/11/22 12:06
「さらに、向井地は『今まで曖昧になっていた「恋愛禁止」というルールについて改めて考え直す時代が来たのだと思います』ともコメント。“AKBは恋愛禁止”といわれるようになってもう10年以上ですが、現役メンバーで、ここまで真正面からこの問題に切り組む姿勢を見せるのは初。ただ、ネット上では『プライベートは自由にさせるべき』『アイドルだって恋愛くらいする』との意見もあれば、『アイドルに交際相手がいたら、やっぱりファンは減るよね』『人気商売とはそういうこと』といった指摘もあるように、やはり結論を出すのは難しいでしょう」(前出・芸能プロ関係者)
これまでも、AKBメンバーの熱愛が報じられ、炎上したケースは多々あった。しかし、研究生に降格となったり、ほかのグループに左遷されたりといった処分を下された者がいる一方、表向きには何の措置もなく活動を継続できた者もいる。ファンからは、運営側の対応に差があることを問題視する声も少なくなかった。
「AKBのプロデューサー・秋元康氏は、12年6月のラジオ番組『爆笑問題の日曜サンデー』(TBSラジオ)出演時、『(メンバーに)恋愛禁止って言ったことはない』と話していました。同12月のラジオ番組『今日は一日“AKB”三昧 IN 幕張メッセ』(NHK-FM)内でも、やはり『僕は一度も言ってないんですよ、恋愛禁止条例って』と発言。とはいえ、“本気でアイドルをやっていたら恋愛する暇などない”という物言いもしていたため、恋愛禁止はあくまで“暗黙のルール”になっていたのでしょう。多数の男性アイドルを抱えるジャニーズ事務所も、やはり内々には同様の見解を示しているようです」(同)