AKB48の「恋愛禁止」は「本気でアイドルをやっていたら恋愛する暇ない」が真意? ジャニーズも同様の見解か
AKB48のメンバーで“48グループ総監督”を務める向井地美音が、11月20日、自身のTwitterに「『恋愛禁止』というルールについて改めて考え直す時代が来た」(原文ママ、以下同)などと投稿。その前日、ニュースサイト「文春オンライン」でAKBの人気メンバー・岡田奈々の熱愛報道が出たことを受けてのコメントとみられるが、業界内では「AKBの“負の遺産”ともいえる同ルールは、なかなか落としどころが見つからないまま今に至り、あらためるのも簡単ではなさそう」(芸能プロ関係者)と指摘されている。
今月19日配信の「文春オンライン」によると、岡田は今年6月に上演されたミュージカル『「マギ」-迷宮組曲-』で共演したことをきっかけに俳優・猪野広樹と交際に発展。2人が岡田の父親も交え、同棲用とみられる新築マンションの内見をする様子などもキャッチしている。
「岡田といえば、2017年6月の『第9回AKB48選抜総選挙』で9位にランクインした際、『今のAKBグループは、スキャンダルだったり問題を起こして、それをネタにしたり笑いにしたり、そこで這い上がるメンバーがよく見られます。(それでも)いいと思うんです。皆が真面目じゃ絶対つまらないし、そういう人がいてもいいと思うので。でもそれをまねしていいとは絶対に思わないし、自分は真面目にやっても、いつか必ず48グループのてっぺんを取れると信じています』と宣言。自分は“優等生”であるとアピールしていました」(アイドル誌ライター)
同総選挙では、20位にランクインしたNMB48・須藤凜々花(19年1月に芸能界引退)が、壇上スピーチで結婚を電撃発表しファンを動揺させたため、「岡田はそんな須藤を暗に批判したとみられる」(同)という。
「このスピーチをきっかけに、岡田を支持するファンが増えた印象ですが、そんな彼女が“文春砲”を受け、猪野との交際が発覚。ネット上には『裏切られた』『もう何も信じられない』と嘆くファンが続出しています」(同)
同報道の翌日、向井地はTwitterを更新して「あなたが悲しむ姿も、あなたがファンの方を悲しませる姿も、見たくなかった」「アイドルとして皆さんから頂いた愛や信用を裏切ることが起きてしまい、本当に申し訳ありませんでした」といったコメントを発表。名前は出していないが、タイミング的に「あなた」は岡田を指し、彼女の熱愛報道を受けて、総監督として謝罪したものとみられる。