ヘンリー王子&メーガン夫人のNetflixドキュメンタリー、監督が降板していた? 番組内容は『ザ・クラウン』より“ドロドロ”な可能性も
ヘンリー王子夫妻は昨年、ニューヨークを2度訪問しているが、その際に異なる撮影クルーが同行し話題になった。客席がガラガラだった王子の国連本部での演説も撮影させ、世間から「ドキュメンタリーに使うために演説したのか」と批判の声が上がったが、自分たちの思うように撮影してくれるお抱えクルーだけでなく、Netflixのリズのクルーも同行していたようだ。
「Variety」のインタビューでリズのことを絶賛していたメーガン夫人だが、「彼女に私たちの物語を託すことができてうれしい」と語りつつ、「たとえそれが、私たちの伝えたかった方法ではなかったとしても」とも付け加えていた。これについては、番組内での特定の王族メンバーや王室批判に関する自分たちの責任を回避するための発言だと臆測を呼んでいる。
なお、ヘンリー王子夫妻は、エリザベス女王の逝去とチャールズ国王の即位を受けて、ドキュメンタリーの内容を変更・再編集を求めたと伝えられている。10月には、「ヘンリー王子の自伝的暴露本とドキュメンタリーでは矛盾している箇所が多く、そのことが問題になった」「夫妻は、自分たちが提供したコンテンツの撤回を要求した」という報道もあったが、配信の準備を進めてきたNetflixサイドは、土壇場になってゴネる2人に激怒し、いまさら再編集や延期はできないと突っぱねたものとみられる。
ほかにも、先日配信スタートしたドラマ『ザ・クラウン』新シーズンが「王室批判的」「チープなメロドラマみたい」と不評のため、2人はほとぼりが冷めるまで、ヘンリー王子の自伝本が発売される来年1月までのドキュメンタリー配信延期を希望している説もあるが、多くの人が関わる一大プロジェクトであり、Netflix側は予定通り配信行う模様。
製作費8,800万ポンド(約146億円)ともいわれるヘンリー王子夫妻のドキュメンタリー番組。想像以上に衝撃的な内容なのではないか、『ザ・クラウン』以上に“ドロドロ”なのではないかと、視聴者の期待は高まる一方だ。
ドキュメンタリーは、数週間以内に配信開始されるものとみられる。今後ますます2人から目が離せそうにない。